「ある人生-彼の場合-」

出演・演出おぐひまさこ  脚本長谷川彩(劇団さよなら)

あらすじ 彼の話をしましょう。シュークローゼットから産まれた、彼の話をしましょう。

きらきらと輝くたくさんの後悔と共に、彼の話をしましょう。

素敵なハイヒールを履くための30分です。


話が突拍子もなく、内容が入ってこなかった。

好みの問題なので、もちろん素晴らしいと思われる方もたくさんいるとは思います。

このブログの内容は、単に個人の感想を書き綴っているだけなので、そこはご理解下さい。




「泥棒初め」

出演・脚本細田晶宏(劇団シバイヌ)  演出宮崎萌美(劇団シバイヌ)

あらすじ 正直者で失敗続きの泥棒・熊五郎が、ある時忍び込んだ裏長屋には、家を飛び出したきり会っていない、実の母親が住んでいた。

「あんた熊五郎かい?」「いや人違いだ」咄嗟についたヘタクソな嘘が引き起こす一夜の珍騒動。立って演じる『立ち噺』。

一席お付き合い願います。


俳優さんで、落語をやる方はいますし、私も聞きに行ったことがあります。

でも、妙に役を演じすぎていたり、落語独特のマがなく面白くなかったりと、ということが多いんです。

でも、この話は、立ち噺ということで役を演じることが自然でとても面白く見ることが出来ました。


もう少し母親でお涙頂戴の場面があれば、もっと全体に盛り上がりが出来たのではないかと思うと、そこは少し残念かなぁ。



「歌向ける」

出演西原希蓉美 脚本・演出池山ユラリ(彗星マジック) 音楽クスミヒデオ(赤犬)

あらすじ 夜更けの浜辺。女は、亡くなった「母」からの手紙を、「海」に向かって読みあげ、歌いあげます。女は、「母」を愛していました。女は、「母」も自分のことを愛していたと、信じています。信じています。


照明効果は凄い、歌や音響も凄い。
後から考えると、話の内容も解るのですが
「人魚」というWordが邪魔になり、ライブ中には内容が解りづらかった。