3月15日読売テレビで放送の「大阪ほんわかテレビ」からです。

ご存知!
"あの場所"裏側
カメラが潜入!
動物園の休園日、動物たちは何をしている?

大阪天王寺動物園。
約200種類1000以上の動物が展示されている関西ではお馴染みの動物園です。

今回訪れたのは休園日。

お客さんがいない動物園はいったいどんな状況になっているのか?
獣医の西岡さんにお聞きすると(レポーターは彼方茜香さん)
「ほったらかしには出来ませんので、開園している時と同じ様にしています」とのこと。

相手は動物。休園日でも関係なし。
朝9時30分、
まず訪れたのは…
コアラ!!
寝起きのコアラにはまずブラッシング。

そして外に出てお散歩になるのですが、コアラの意思に任せているので、なかなか降りて来ません。

なかなか動かないので、特別に触らせていただきました。
「高級じゅうたん。犬とか猫とかとは全然違う」
そして、10分経過ののち自分の意思で外に。
動き出すとなかなか速い。軽やかに走り、ユーカリの木の下まで。そして、登っていきました。

と、番組ではここで問題!
問題、コアラの飼育のためにかかるお金は1年間でいくら?








ここにあるのはユーカリの木、そしてエサも新鮮なユーカリ。
天王寺動物園では、5箇所(鹿児島県・和歌山県・岡山県・大阪の2箇所)の栽培業者と専属契約していて、管理と含めて約3600万円。
これは天王寺動物園でも一番の高額なんだそうです。


続いては
カバ
彼方「今から何されるんですか?」

歯磨き
これは健康チェックも兼ねているそうです。
人間の死亡事故が最も多い動物って何だと思いますか?実はカバだと言われているんです。

しかも、カバは走れば時速40キロ。これはウサイン・ボルトより速いんだとか…

カバ担当の上野さんが、歯磨きに入り少しだけ磨いたようなのですが、直ぐに帰ってきました。

思っていたよりも突進してきたらしい
*大喜びの彼方レポーター
思わず
上野さん「もう1回やらせて」ですって(笑)


そして、今度は
見事に成功!!
もう1匹はいつも大人しいらしく、アッサリと歯磨きが出来ました。


時計はお昼の1時30分

ホッキョクグマ、オスのゴーゴくんの外での活動は終わり、メスのイッちゃんと交代の時間です。
自分で時間がわかっているみたいで、自らオリに帰ってくるゴーゴくん。
バックヤードでは、そのオリの扉の開閉作業。
そして、イッちゃんは夕方まで外へ。

でもなぜ、2頭金揃って外に出さないのでしょう?
ホッキョクグマは単独生活者なので、1頭だけでないと逆にストレスとなるそうなんです。


続いては
同じく単独生活者のサイ
ハズバンダリートレーニング中!
ハズバンダリートレーニングとは、動物が合図通りに動いてけれる訓練のことで、
最終的には、健康診断や治療に動物自らが協力してくれるためのトレーニングです。

この日も、健康診断のための採血を耳からしていましたが、スムーズに行われていました。

そのご褒美ということで、おやつを!
その感触は!?
↑だって(笑)

柔らかくて、しっとりした感じだそうです。


色鮮やかな
フラミンゴ
さて、ここでも問題!

問題、フラミンゴはなぜ赤い?



解答
エサのひとつがオキアミ。その赤い色素が体を赤くするようです。
その証拠に子供のフラミンゴはこんな色をしているんです。
ちなみに、オスは赤ければ赤いほどモテるようです。


午後4時

そろそろオリに帰る時間のライオン
オリの扉を開けて…。
その後は食事。ビビりまくる彼方レポーター!
こちらが今回の食事です。
塊をひとつ
入れたとたんになくなる。
そして、ガオ~!!
「もう食べたん?」

「もう食べてんな…」(半泣き)
(6キロを3分で完食)
ここで問題!
ライオンは外の岩の上が大好き!その理由は?





実はこの岩、偽物なんです。
この岩を含む3つの岩の中にはヒーターが入っています。
言わば「床暖房」
ということで、ライオンはこの岩の上で休むことが好きなんです。
このような工夫などがあり、より近くで動物を見ることが出来るようになっているんです。




そろそろお散歩(外の木の上での時間)の終わりの時間です。

獣医さんが梯子をユーカリの木にかけ、帰ることを促します。でも、ここでもコアラの意思で帰るようにそれ以外は何もしません。
*自ら帰って行くコアラ。


キリン
1日の平均睡眠時間は20分
と言われています。


では、どのように眠っているのでしょうか?
警戒心が強く、夜のオリの中でも飼育員さんでも見たことがないようです。
首をとぐろを巻くような感じで眠るキリン
周りを大人のキリンに守られた状態での姿で、これは子供のみだそうです。

大人のキリンでは、このような姿は見せることはないようです。

最後の方は、動物の生態という感じになりましたが、
休園日でも、動物たちが普段と同じ様に暮らせるように飼育員さんたちはいつもと同じにその生活をサポートしているようです。