2作品目
SKYプロジェクト 表現塾公演2018
「宮田家のLast Day」
作・演出空山知永

大阪北区中崎町の「MOVE FACTORY」での公演

本来のフライヤーの他にこんな手作りのフライヤーも。
AチームとBチームに分かれての公演でしたが、Bチームを観賞。

あらすじ
それは突然のことだった。ある日、テレビで報道されたのは、地球に隕石が衝突するとのニュース。
一瞬で地球が消滅するレベルの隕石で、残された時間は夕方4時までの限られた時間。
街は静まり返り、隕石衝突までのカウントダウンが進んでいく。
宮田家はありふれた家族。
消極的な父に、普段の家事や生活のストレスのあまり怒りっぽい母。
そんな両親が嫌になり家出中の長女にお調子者の長男、クールな末っ子。
こんな宮田家は、どんな最後の日を過ごすのか!?
「当たり前がどんなに幸せか、考えたことがある?」
この舞台のストーリーは、とっても簡単で解りやすい。
結末もたぶん、このあらすじを読んでいただいた方の想像通りのものです。
そこに、隣に住む占いをする「椿子さん」と、捨て犬だった「マロン」
長男の彼女「エミリ」を加えて、爆笑としんみり、そして胸が熱くなる。そんな話になっています。
それと、SKYプロジェクトの舞台の楽しみは
何といっても代表空山知永のストーリーを無視したような突拍子な行動。
今回もやってくれました。
LIVEならではのアクションに、出演者もどう対応するのか?これもみどころなんです。
Bチーム長男役の星見澄香さん

そして、舞台の最後には
AチームとBチーム全員での最後のダンス。
出演者さんたちは涙、涙でのダンスでした。
また、会える。一緒にたぶんステージにも立つ機会はある。
でも、一緒に作ってきたこの作品が終わってしまう。そんな気持ちだったんだろうと思います。
この部分だけは撮影が許可されましたので、YouTubeにてアップしました。
とにかく、楽しくて笑える!涙もあり、胸が熱くなる。そんな舞台が好きな方は
SKYプロジェクトの舞台がオススメです。
もし隕石衝突が回避され通常の生活に戻ったとしたら…
きっとまた宮田家は元に戻っちゃうんでしようね♪
しかし、そこには少しだけ成長したかたちで…
「ふつう」それが幸せなんだということ。