中崎町にある小劇場
「MOVE FACTORY」

席は35席ほどの、本当に小さな小屋なのですが
かえってそれが出られている方たちとの距離を縮め、より臨場感をましてくれます。

SKYプロジェクト
happy戦隊バースデーレンジャー

劇団空組の代表でもある空山知永さんが、ワークショップ「表現塾」で半年間指導されてきた精鋭のメンバー。
今回のワークショップでは、声の出し方や歌などの他にも演出なども指導され
主役で出演している倉田直花さんが演出も手掛けるという今までにはない舞台となっていました。
あらすじ
麗華は3年前に、病気で母を無くした。それは中学2年の麗華の誕生日の前日。
父は仕事、仕事ということでほとんど母を見舞うこともなかった。
姉の詩織(大坪知愛さん)は、結婚し子供に恵まれ幸せな家庭を築いている。
来年は高校3年、姉と父は大学進学をすすめ、受験勉強をすることを望むが…
麗華は、ほとんど高校すら行っていない。そんな彼女のことを心配する友達すらいない。
彼女は、「1人でいることが楽」だと言う。
誕生日の5日前、父から姉を通じて「誕生日にはみんなでご飯を食べながら誕生日を祝おう」との連絡がはいる。
もちろん、断る。嫌いな父とは会いたくもない!
そんな麗華の部屋に突然、
「happy戦隊バースデーレンジャー」と名のる
コトハ(星見澄香さん)・カリン(松尾舞さん)・タツキ(前陸路彩菜さん)・シュウト(津守清香さん)・ミオウ(中竹麻衣さん)が現れる。
彼ら(彼女ら)は、ただ「楽しい誕生日を過ごして欲しい!」そのためだけに来たと言う。
この5人は一体何者なのか!?
誕生日が近づく…。麗華は少しずつ心を開き…
何度か上演していると言うことなので、また上演することがあるかも分からないので、オチの部分まで書くことはひかえます。
でも、最後はしっかりと
ウルウルさせてくれます。
家族愛が根本にあり
いつもの「ほっこり」する舞台でした。
今回の舞台では、個人的にタツキ役の前陸路彩菜さんがいい味を出していたと思います。
タツキが、元気で明るい少年であるため最後の場面が盛り上がりました。そんな役をしっかりと演じられていたように思います。
気になったのは、もう少し5人を探して欲しかったなって。大切な者であればあるほど…いなくなる(無くなる)悲しみ・不安は大きいはずですから。
どんどんSKYプロジェクトにはまっていくモックがいます。
舞台(ライブ)ってホントにイイ!!