ABCホールで公演の

GEKITONG 2018
ダッシュ!!!
~Take  by  force~




作・演出  フランキー仲村

あらすじ
舞台は、日本…。時代は、そう遠くない未来…。

NRK研究所が開発した情報操作・感情管理システム『R1』が世界中を席巻している。
人工知能…、いわゆる『AI』の研究分野において先進国となった日本では、
あらゆる業務をアンドロイドが行い、それらの管理を人間が行うシステムに移行していた。

NRK研究所の副所長だった【橘竜一】は、自分の理想とかけ離れた思想に嫌気がさし
他の研究員たちの目を盗み、何かの研究を始める。
そんな時、携帯電話の電波を自在に操作し、自動販売機の釣り銭をちょろまかすことで
生計を立てている若者【山崎けんた】と遭遇する。
ひょんな事から橘と行動を共にする山崎。
この出会いが世界を激震させる第一歩だったことも知らずに…。

政府、警官、研究者にゲーマー。生まれも育ちも関係なし!
あらゆる欲と利権争いが入り乱れ、その時、世界が揺れる!!
…しかし、最後には『ひとのやさしさ』が存在する。

『生きていくには強さがいる…、強さの中には、優しさがある!!』
何もかもを吹き飛ばす程の青春ダッシュで駆け抜ける激富流・超漫画活劇!!!

を観に行って来ました(舞台観賞の掛け持ちです)

凄い迫力!
最初から最後までずっと繰り広げられるアクション。
照明やBGMで盛り上がるステージ。
熱い舞台!
元々SFが大好きで、誰と誰がアンドロイド?そして一人一人がどんな繋がりをもっているのか、そんな謎解きのようなストーリー展開も良かった。
迫力あるアクションの中に
市原隼人さんや本田圭佑さんが登場!(物まねなんですけどね)などの笑える場面も…

この話しは全て親子愛から始まり、
これがまた泣ける要素にもなっているんです。

もう本当にこれまで観た舞台の中でも
最高と言える
舞台だったと思います。
今回は、まだ東京公演もあるということなので、パンフレットに書かれている内容くらいにしておきます。


主演の「山崎けんた」役
中尾周統さん
カッコ良かったなぁ。どちらかと言えば、若かりし頃、行動派ではなかった私には憧れるような存在です。



同じく主演「君島りりこ」役
武田訓佳ちゃん
モックのブログでは、「す・またん!」のお天気キャスター、デコ予報でもご登場いただいてます。
正直始まるまでは主演だとは知りませんでした。
訓佳ちゃんも、どんだけ動くねん!というくらい動いてました。今回は、可愛い訓佳ちゃんではなくカッコいい訓佳ちゃんでした。
サインもありがとうございました。
「茜香ちゃんにヨロシク!」って、最近はせり~ん、ブログ読んでくれてないからなぁ(笑)


「ソンミン」役
日ノ西賢一さん
ゲームの中で、おちゃらけた役なのですが
意外や意外この人が!!



「三田村邦夫」役
小久保びんさん
クールなのか、そうでないのか?
舞台後の挨拶の時のアクションも凄かった~!!



「グレース・ライ」役
フランキー仲村さん
反乱アンドロイドのリーダー格の存在で、劇中では怖い人に見えるのに、この笑顔。
めっちゃイイ人やん。

「ライ」が大声で吠えるシーンは迫力満天!!


ゲーマー「モンチッチ」役
小川惇貴さん
完全なゲーマー。Tシャツのセンスも最高でした(笑)


「チャッピー」役
香村彩矢さん
感が鋭い彼女。大当たりするパチンコ台を毎回教えて欲しいものです。


「ディーン・リー」役
中聡一朗さん


「スティーブン・チャン」役
竹田和哲さん

「マイケル・ウォン」役
和泉有真さん
科学者助手的な立場?戦闘用ではないのにデータを注入することにより戦闘も。


「EM2」役
SHOKOさん
アンドロイドでも、ドジ。試作品的な立場。
後半に泣けるような行動を自らとる。
アンドロイドというと無表情で感情を見せないというイメージですが、彼女が入ることでものすごく癒し的な感覚に。



「RI3」役
SERINAさん
キレイな方です(あっ、お芝居には関係ないです)
プロポーションも戦闘能力も完璧。アンドロイド全員への命令機能を持つ。その能力を利用され…。



「アンディ」役
しばけんさん
みんなに殴られるそんな役。ライ率いるチームの下っぱ。アクションは凄かったです。


「タマヨ」役
松本麻稀さん
「ソンミン」と行動を共にしている。

「りりこ」の子供の頃の役も…、訓佳ちゃんとの声のシンクロが、より感情を盛り上げる。
 一度目が「橘」と「榊原」の過去のシーン、そして2度目を「りりこ」の子供の目線でもう一度見せる演出は印象的でした。



「ジョー」役
れつどどぅどぅさん
「ライ」チームの下っぱ。


「ケン」役
神山裕希さん
「ライ」チームの下っぱ。




「キャリー」役
YOSH!KOさん
「ソンミン」と行動している。ダンサー。



「シンシア」役
宮野果菜さん
同じく「ソンミン」と行動を共にしている。ダンサー。そんな中でもダンサー一人一人が個性的な役になっていました。



「カリーナ」役
吉田実希さん
「ソンミン」と行動を共にしている。ダンサー。



そしてこの舞台でなくてはならない人が
「橘竜一」役の中尾隆聖さん
「ドラゴンボール」のフリーザや「アンパンマン」のバイキンマンの声優としても有名な声優さんです。

最後の迫真の演技以外では、力の入ったというような演技ではないのですが
声のトーンと「間」でお芝居自体が非常に面白くまとまったものになっていたように思います。

「榊原由美子」役
渡辺菜生子さん
同じく「ドラゴンボール」ではプーアルやチチ、「ちびまる子ちゃん」ではたまちゃんの声など多くの作品に出演している声優さんです。

このおふたりが入ることによって、アクションシーンが多い中、ストーリーがしっかりと筋が出来て素晴らしいものになっていたと感じましたね。

やはり
一流の声優さんは凄い!
演技は声だけではないです。

是非見ることが出来るならオススメです!!


この舞台は東京公演でまだ観ることが出来ます。
中野・ザ・ポケット(東京都中野区)にて
2018年9月27日(木)~30(日)全6ステージ

前売り4500円、当日4800円(全座席指定)

発売日先行7月18日(水)18時~
一般予約7月30日(月)18時~

詳しくは激富のホームページのこちらをご覧下さい。