先日放送された

世界が恋する
メイド・イン・ジャパン!
ヨーロッパSP

フランスでは「カニかま」を食べまくる。ドイツでは「鯉」に愛情を注ぎすぎる人が急増中など

日本人には思いもよらないブームが世界中で巻き起こっているんです。
今回は人気シリーズの

第3弾!

アメリカ人にはコーヒーを!
という時代はもう古い。

実は今アメリカでは、ある日本の飲み物が大人気なんです。

一般の方のキッチンを覗いてみても…
急須?

そうです。お茶が人気なんです。

いまや若い人に、コーヒーとお茶、どちらが好みなのかを聞いてもほぼ半々。

2013年には、コーヒー専門店のスターバックスがお茶専門店「TEA VANA」をオープン。
緑茶やウーロン茶など100種類以上のお茶を味わえるお店として全米に増やしているほどなんです。


彼方茜香「そんなお茶ブームのここアメリカの中で、"とあるお茶"が特に愛されているそうなんです」

ということで、やって来たのはサンフランシスコ。


さっそく、ゾッコンのお茶のことを道行く人に尋ねてみると…


なんと、そろって口にするのは
こんぶ茶
このこんぶ茶がアメリカ人にウケてるって本当?

確認するためにスーパーへ。

すると、ドリンクケースにはたくさんのペットボトルが…

そのケースの上と、ドリンクのボトルには
「KOMBUCHA」の文字

このこんぶ茶、62種類も発売されているそうなんですが、何かが違う…?

どれも色がついてカラフルなんです。

しかしこのドリンクが街中のカフェどこでも飲めるんです。

「おーっ、これがこんぶ茶ですか」

さっそく
「炭酸みたいでシュワシュワやん。あとちょっと酸っぱい」

「全然こんぶの味、せえへん」


彼方「これホンマにこんぶ茶ですか?」

なので、店員さんに日本の「こんぶ茶」を飲んでもらうと…

店員「…何だこれは!?」

彼方「日本のこんぶ茶です」

店員「うそだろ?
じゃあ俺達のこんぶ茶は何なんだ?」


それでは、ということで

こんぶ茶を作っている「ハウス・コンブチャ」へ
ハウス・コンブチャのラナさん
「このタンクの中にこんぶ茶の元になるモノがあって、
それを入れることでこんぶ茶が出来ます」

そして、彼女がタンクから取り出したモノとは


???

これはスクービーと呼ばれる菌で、こんぶ茶は菌を入れて作られる発酵ドリンクのことなんです。

日本では"紅茶キノコ"と呼ばれていた
1970年代に日本で大ブームになった健康ドリンクのことなんです。

お茶と砂糖をエサに活性化して出来た菌であるスクービーがキノコに似ていることから紅茶キノコと呼ばれていました。

腸内環境を整えてくれるほか、免疫力アップ、美肌効果、疲労回復などが期待出来るということで

2010年頃からアメリカのセレブの間で話題となり一大ブームに!


味もレモネード・グレープなど様々で小さなスーパーでも大量の品揃え(220~550円)

では、なぜ"こんぶ茶"という名前に?

聞くところによると

昔、コンブ(金  武)というお医者さんが作ったお茶だから。という事らしいです。


ここで問題!

飲むこと以外にも「あることに活用されて」話題のこんぶ茶。「あること」とは?



スクービーは食物繊維で出来ていて、その繊維は髪の毛の1000分の1。
しかもほとんどが水分のために浸透率が高く、潤うのだとか。

フェイスパックだけではなく、せっけんやフェイス・ウォッシュ、シャンプーなどにも利用されているそうです。


彼方「確かにスベスベ、触って、触って」