金曜日深夜25時23分からテレビ大阪で放送の

情報番組
っとこ!

本日の知って得する情報のテーマは

愛すること
素晴らしさ歯がゆさ
っとこ!

いえ~~い!

そんな情報をおとどけするのは

テレビ大阪アナウンサーの
庄野数馬さん

松竹芸能のお若いタレント
朋未   繁田梨世ちゃん

のお3人です。



朋未「まあ、今日は愛についてなので
繁田はもう帰ってもエエで!

繁田「いやいやいや…」




庄野「とうとうこの番組でも、そんなテーマでお話しする時がきました」


庄野「今日(14日)公開されたばかりの映画『永い言い訳』から
こちらの方々に来ていただきました」


庄野「主演の本木雅弘さんと、そして西川(美和)監督です


庄野「よろしくお願いいたします」(一同礼)


不慮の事故により妻を突然に失った人気作家のツムラケイこと衣笠幸夫。
その時、不倫相手と密会していた。
幸夫は、世間に対して悲劇の主人公を装うことしか出来ない。
そんなある日…
妻の親友の遺族と出会い、ふとした思いつきから幼い子供たちの世話をかってでた幸夫。
誰かのために生きることをはじめて感じ、虚しかった日々が輝き出すのだが…


朋未「わたし、泣かされる映画というのがちょっと苦手で…
でも、何かこの映画は
映画が終わった後に大好きな人に会ってギュッてしたくなるような
そんな素敵な映画でした

西川監督「いいご感想ですね」

このあと本木雅弘、西川監督の
2人が語る映画裏側とは!?




今日公開された映画「永い言い訳」

本木さん演じる主人公の幸夫は様々なコンプレックスを抱え、妻を失ったことも素直に悲しめない人間なのですが…

庄野「演じられてみて共有できるところはありますか?」

本木「そうですね。私、本当に自分と相当不様に格闘しているタイプなので」

朋未「まさに幸夫とね」

西川監督「よく似てらっしゃるんですよ」

本木「義母の樹木希林さんにも言われましたけれど
人の気持ちを考えないで永くダラダラ言い訳をしている

繁田「じゃあ、演じやすかったですか?」

本木「出来るだけ無防備でいるっていう風にしなければいけないんですけど
無防備でいるって言っても
どうも体裁がはたらいていっちゃうという自分と…」

西川監督「自分自身を演じることが一番どんな俳優にも難しいことだと思います」

本木「だから監督にはまだ1枚キレイな包装紙がかかってるっていう感じで言われたりとか…
西川(監督)さんはいい意味で、この声で攻めてくる感じがあります。それが心地よかったんですけど」


西川監督は今回、小説を書いてから映画製作にとりかかったのですが

いったいどんな取り組みだったのでしょうか?


西川監督「主人公の幸夫の心の変遷をキチンと描いていく話しなので
深く人物を自分の中で描いてから映画にしたいなあと思いまして
設計図を描くように小説を書きました」


庄野「設計図ですか?」

西川監督「はい、映画のための。
映画にする時は、文字とか言葉の中で表現出来ないことをどれだけ撮れるかなあと。
例えば、海のシーンとかは
小説の中にはない場面だったんですけどね
でも、俳優のちょっとした表情であるとか
体のの動きみたいなものが
言葉以上に豊かに語ってくれることもありますので。
そういうのをどれだけ、映画の中で表現できるかなあと思いながら撮影をしていきました」



このあとは

繁田人生相談!?






繁田「恋愛経験が全く0で、でもこの映画を観て
愛について考えさせられたんですけど
愛するっていいんですか?

※ともみん、少しここでズッコケ

本木「過酷なことですよね」

西川監督「もうマサにその言葉ですよね」

本木「一口に言っちゃうと…。
でも、その過酷さゆえにしか味わえない。
いい意味で味の濃さというか

繁田「私、アイススルメが凄く好きなんですけど…
愛するっていう意味がちょっと分かんなくて

※西川監督・本木苦笑い

本木「怖いんですか、面倒なんですか?」

繁田「両方あると思います。
でも、好きっていう感じはあるんですけど
愛するっていうのは分かんないです



西川監督「それは、でも分からなくないですか?」(本木に同意を求める)

本木「分からないですよ、永遠に」

庄野「まさに今回の映画がそうだったんじゃないかと…
監督はこの映画を通してどんなメッセージを持って?

西川監督「やはり、夫婦だけとか家族だけに限らず
いろんな人がいろんな形で
もしかしたら繋がっていけるかもしれないっていうことを私は
この映画で探りたかったんですよね。
だから幸夫のように距離はあるけれど
心は繋がっていて
お互いに生きていて欲しいなって思うような
形にとらわれずに周りの人との関係性を考えていただける作品になっていければいいと思います

庄野「最後にテレビをご覧の皆さんに
本木さんからメッセージをいただけますでしょうか?



本木「この映画は観る人の立場ごとに
感じることが違う映画です。
そして、映画を見終わった瞬間に皆さんの中で終わる映画ではなくて
見終わった瞬間から考え始める映画です。
ぜひ、ぜひ!味わってください





今回はあまり、ともみん、しげしちゃんの活躍はありませんでしたが

愛するということについて考えるのにはいい機会になったと思います。


夕方には書き上げるつもりでしたが

こんな時間になっちゃいました。

ともみんごめんなさい。

「ガチャラジ」終わりのともみんです。