毎週金曜日大阪読売テレビで放送の
「大阪ほんわかテレビ」

全国の情報をお届けする"情報喫茶店"のコーナーで8月26日に紹介したのは…

イタリアの一流シェフも大絶賛
関西が生んだ
究極の万能調味料!

世界が認める関西発の逸品

ご飯に…、パンに…乗せて食べる!

肉にも、魚にも、野菜にも合う!



どんな料理にも合う夢の万能調味料が

実は兵庫県は養父市(やぶし)にあるというウワサが…


その調味料を唯一作っているというのがこちらのお店。

いったいどんな調味料なのか?

そして、

なぜここでしか作れないのか?


総料理長廣氏佳典さん「こちらがそうなんですけど…」

彼方茜香「これ!?何ですか!ちょっと緑っぽい感じ」

出てきたのは、

緑色のドロドロした物体



彼方「これはいったい何なんですか?」



廣氏「これはタプナードっていう調味料になります

タプナードとは、オリーブやアンチョビを細かくし混ぜ合わせて作るペースト


フランスやイタリアでは、クラッカーやパスタに和えるなど

一般の家庭でもお馴染みの調味料です。

廣氏「このタプナードは
この養父市だけでしか作れない特別なタプナードなんです

彼方「ここでしか作れない?」





実はこのタプナードを求め、イタリアから来日した大物外国人が!

実は彼、美食の街イタリアミラノの

ミシュランスターシェフの
フェリーチェ・ロ・バッソ

イタリア料理界の最前線で活躍する一流シェフのロ・バッソ氏いわく、

「あんな旨いタプナードは初めて食べたよ!
香高くて…、斬新で…
とにかくスゲー調味料だ!

と、大絶賛!

いったいこのタプナードの何が特別なのか?

その秘密は食材にあり!

ということで、やって来たのは

お店近くの小高い山の中腹

彼方「まさに何か収穫してはりますね。
これは何ですか?」

廣氏「養父市が世界に誇る特産品『朝倉山椒』なんです」

彼方「山椒!?」

タプナードの特別な食材とは
朝倉山椒

周囲を山に囲まれ寒暖差の大きいこの地域は

上質な山椒の生産地。

その歴史はかなり古く江戸時代の文献によると、徳川家康に献上されたという記録も

そして、収穫している山椒は鮮やかな緑色

時間が経つとすぐに変色する山椒

食卓では茶色のイメージですが、特に朝倉山椒は

緑が鮮やかな品種なんです。

廣氏「ちょっと香りを嗅いでみてください」

彼方「わっ、すごい香りが!
鼻にキューっと抜けるような爽やか~な香りがします。
あと、めっちゃ柑橘っぽい香りもしますね?

廣氏「そうですね。特に朝倉山椒はリモネンという成分が他の品種の山椒より
圧倒的に多いんですよ」

彼方「リモネン?」

リモネンとは
オレンジ・レモンなど柑橘類の皮に含まれる香りの成分

近年、嗅ぐとリラックス・ダイエット効果があるという研究も…

そのリモネンが朝倉山椒には一杯入っているというのです。

そんな味よし!香りよし!の朝倉山椒を大きな鍋に入れてもらいました。

そしてこの後、「養父市でしか作れない」その秘密が明らかに!

鍋に朝倉山椒を入れてもらったシェフ。

すると…

彼方「シェフ~‼シェフ~‼シェフ~‼」

突然鍋を抱えて走り出すシェフ!



彼方「どっか行った!」

突然走り出したシェフはいったい何処へ!?

お店に戻ると…

洗うこともせず、そのまま鍋に!

さらに湯がき終わった山椒を冷蔵庫へ!


廣氏「もうこれで安心です」

彼方「なんでここまで急ぐんですか?」

廣氏「山椒は収穫して直ぐに劣化が始まってしまうんですよ」

そうです。収穫直後に湯がいて冷凍することで劣化を止め

鮮度抜群の状態を保つのです。

彼方「だからこの(産地近く)場所でしか出来ないってことですか」(上の写真は納得顔)


山椒を手に入れ、いよいよタプナード作り


廣氏「今から(材料を)フードプロセッサーにかけて
鍋で煮詰めていってタプナードを作っていくんです」

細かくした材料をオリーブオイルをしいた鍋で混ぜ合わせていきます。

そして、ここで鮮度抜群の山椒が登場!

これをミキサーにかけて細かくすると…


「すっごい爽やか!」


廣氏「(山椒を)潰してあげることで
香りがより際立ってきます」

粉になり新鮮な香りがプンプンする粉山椒を

タプナードに入れると…何とも言えない緑色に!

こうして完成した朝倉山椒のタプナード

お値段は850円

白いご飯、おみそ汁

もちろんお肉にも!

何と餃子にも!

ピッタリだというタプナードは、はたして本当に

合うのか!?

この後スタジオで試してみました。

男性陣は面白くないので、NMB48の須藤凛々花ちゃんを(笑)


せり~んもblogで言ってましたが、本当に美味しいようです。