最後の絶品魚は

和歌山県民がこっそり楽しむ?
キモイ系絶品魚


ネット上に出回るこれらの写真は

和歌山県のスーパーで売られていた謎の魚


いったいこれは何物なんでしょうか?

スーパーで聞いてみると

ヨロリですね」の応え。

「マニアックな魚なんで知っている方は知っているという感じです」(店員さん)

残念ながら、この時期どのスーパーにも入荷していない様子


しかし、

白浜にヨロリを狙って釣らせてくれる凄腕船長が!?

噂を聞き、さっそく訪ねてみると


代々丸濱本さん
「(ヨロリは)パッと見た感じはおいしくなさそうに見えるんですけど…
実はおいしいんです」

彼方「私がやったら釣れますかね?」

濱本「もちろんじゃないですか」
(こんなに確信されると…)

どえらいプレッシャー!!

どえらいプレッシャーをかけられていよいよ出港


やって来たのは陸が見えるほどの近場

しかしここで、驚きの事実が!?



濱本「(岸から)あまり離れてないんですが、実は深い」

実際、魚群探知機を見ると

彼方「水深354メートルって、出てますけど」


ヨロリは水深400m前後に住む深海魚

1.5kgのオモリでサバの切り身(エサ)を落とす



すると!?

エサが何者かにかじられた


再び仕掛けを投入した次の瞬間

ヒット!!!

何者かがヒット

深海から一気に、仕掛けを巻き上げる

はたして狙いのヨロリなのか!?

「見えてきた、何かおる!」

「よいしょ、わっわっわ~っ!」

船上に一気に引きあげると

「来た来た!なにコレ?」


「ヨロリ」

彼方「これがヨロリ!?」


鋭い牙、全身ネバネバ


これが南紀で捕れる絶品魚ヨロリ
(クロシビカマス)


確かに見た目はヨロシクないのですが

実は骨が複雑に入っていて調理も難しいんです

だから、京阪神にはまず出回らない珍魚なんです。

骨切り

今回は刺身やから揚げにしていただきました



ヨロリの刺身

彼方「こんなお造りは見たことがない」


彼方「んっ、あっさりの中に脂の甘味が入っています」

「見た目とは全然ちゃいますね」

続いては、から揚げ

火を通してこそヨロリの本領が発揮されます

彼方「身がふっかふっか
お刺身とはまた違う味に変わりましたね
もの凄いおいしい



このあとスタジオに、ヨロリの煮物が用意されていました



まだまだ知られていない噂の絶品魚

是非お試しください‼



と、ツイッターでも予告通り

せり~んの意地とプライドをかけた

絶品魚の大調査が紹介されました。