大阪ほんわかテレビ

今回の情報喫茶店のコーナーで紹介された

彼方茜香ちゃんの情報は…


1か月食費1万円で暮らす
5人家族

やって来たのは

徳島県美馬市

四国ナンバー1の清流穴吹川が流れる地区に

食費1万円で暮らす家族がいるそうで…

「あっ、いらっしゃいました」

「こんにちは!」

こちらに暮らしているのは

廣川進さん、あゆみさんご夫婦と2人の男の子と1人の女の子の5人家族



元々関東で暮らしていましたが

4年前に奥さんの地元である徳島に移住してきたとのこと

お家は築130年の古民家

そんな廣川さん夫婦のお仕事は…

なんと
ファイアーダンスパフォーマー

夏に仕事が多いため

他の季節はあまり働かないとのこと

では、いったいどうやって生活しているのかというと

廣川「自給自足的に暮らしていく…」

そうこの家族は

究極の自給自足生活!

おくっているというのです

いったいどんな暮らしぶりなのか?

さっそく出かけるというのでついていくと


いきなり

廣川「これ、食べられます」と道端の雑草を!

彼方「えっ、これお花ですよね?」

道端の花が食べられる!?と言うんです


彼方「甘いキャベツのような…」

彼女が食べたのはタチツボスミレという花

スミレの中で最もよく見かける花で、生でも天ぷらにしてもおいしいようです

この他にも

カキドオシと呼ばれる花や、ギシギシと呼ばれる草も食べられるようです

お子さんが食べて「キュウリ」(実際はギシギシ)と言っていた草を食べてみると…

「あっ、すっぱい!イチゴのすっぱい味

※モックは田舎者なので、小さい頃はよくギシギシやイタズリ(イタドリ)をよく
食べるというよりシガンでいました。あー、懐かしい

その他にもクローバー(シロツメグサ)やタンポポは天ぷらにするとおいしいようです

およそ1時間で夕食分の草花をGET


さらに家の隣の畑では麦や無農薬野菜を栽培

そのために野菜代は0円で済みます



スギナを乾燥させたものを鍋で炒り、そして粗塩と混ぜ

細かく磨り潰すと

自家製の「スギナ塩」の出来上がり

これを「抹茶塩」と同じような使い方に

舐めてみると、「抹茶とお茶の間くらい」

彼方「スーパーで野菜を買うってことはされない?」

廣川「全くないです」

彼方「お肉とかはどうされるんですか?」

廣川「肉も山にありますよね」

彼方「?」

実は廣川さん、狩猟免許も所持しており

山に仕掛けたワナなどで狩猟もしているんです


イノシシやシカが1ヶ月に1~2頭とれるらしいです

他にも

廣川「たまにアナグマとか…
すごくおいしいんです
話しててもヨダレが出るくらい

獲れたてのシカはオイルフォンデュにして食べるのがお気に入り

余ったお肉は燻製にして

シカ1頭で1ヶ月分のお肉に…

そのためお肉代も0円

柿酢(渋柿をそのまま潰して4ヶ月置いておくとできる)や

魚醤(魚からつくるお醤油)などの調味料も

手作り出来るものは出来るだけ作っているとのこと


食材や調味料などだけでなく、女性には完全に必要なこんなものまで

彼方「ぬった感じもけっこうシットリな」

それは、イノシシの脂で作った保湿クリーム

彼方「ホントにハンドクリームの香りというか、ごく自然な香りですね」

柚子種の化粧水なども手作りなんです




ニワトリを飼っているので卵代も0円

羊からミルクをいただき、ミルク代も0円

奥さんはこれを加工して、チーズやヨーグルトまで作ってしまうんです


獲れた麦を使って小麦粉を…

石臼で挽き、塩水を入れ、よく捏ねて

自家製うどんまで(作業時間約3時間)


と、そんなところに

ご近所の方が…。何か

実はマムシ!

廣川「塩焼きにしたら旨いんです」

彼方「塩焼きにするのはお魚くらいにしといてください」

ご近所さんの、差し入れや物々交換などもあるようです



お風呂は景色が見渡せる五右衛門風呂

奥さんも平気で入られるとか

1日生活のため(生きていくため)バタバタと動き回っての夕食

天ぷらになった雑草

スギナ塩をつけて頂くと

彼方「スギナ塩の香がして、雑草とは思えない
食感がシャキシャキしてますし

自家製うどんも

彼方「うん、しっかりと麺のモチモチ感があって
ツブツブした食感も入りながら
おいしいですね
粉の味をしっかりと感じられるうどんです



子ども達のために始めた自給自足生活


廣川「食べ物がどういう形だったかって
わかった上で食べてもらいたいなって
いうのがあって
命に感謝して食べてくれたら嬉しい

とのことです

この後は100%自給自足の生活を目指すという廣川さん一家のリポートでした