あなたには今、追いかける夢がありますか?
たとえば農業に夢をかける人たち
収穫の喜びを知り、人を笑顔にするために
私たちは夢追人を応援します

こういうナレーションで始まるこの番組
農業に従事している人たちを紹介、応援する番組です
その番組で今回紹介された夢追人をリポート、インタビューしたのが
この人
繁田梨世ちゃん

「滋賀県近江八幡市にあります
JAグリーン近江の直売所きてか~なに
おじゃましています」
「きてか~なって言葉は
こちらの言葉で来てちょうだい
って言葉ですって」

きてか~なにきてか~な♪
地元の農家が収穫の野菜を次々と持ちより
朝から夕方まで
新鮮な野菜が手に入る直売所

野菜や惣菜だけでなく地元の農家が育てた花も多く入荷しています

繁田「スゴいお花がいっぱいあるんですけど毎日こんなにあるんですか?」
きてか~な姫野昭祐さん
「きてか~なでは、ほぼ毎日一年中
いろんな花を取り揃えているというのも
特長となっています」

姫野「特に売れ筋は、菊
年中オープンの時から切らさずに出荷していただいてますので
お客さまにも喜んでいいだいています」

と、いうことで菊を栽培している東近江市にある農家をたずねました
そして
田井中農園の田井中与寛さん(菊栽培のプロフェッショナル)のハウスを見せてもらいました

こちらでは土づくりの段階から収穫間近のモノまで
それぞれの段階で合わせて2000坪
年間50万本を収穫しています

繁田「いやーすごいたくさんの菊がありますねえ」
田井中「一輪菊 輪菊とおおまかには言うんですけど
1つの枝から1つの花を咲かせる
それを輪菊といいます」

しかし、実際は各葉の根本から蕾が出てきます
そこで一輪菊にするために余分な蕾は取り除く必要がでてきます
繁田「全部手作業でやっているんですか!?」
田井中「全部芽をとります
芽取りの仕事は結構重労働です」
芽取りの作業を実際に体験させていただくことに…(上の摘んでいる写真)
※でも、これは失敗
田井中「違いますね、もう1回いきましょうか」
(芽取りは蕾だけでなく、芽の根元の部分から取り除きます)
繁田「難しい」
もう一度挑戦すると

田井中「はい(OKです)
でも、このペースだとひと月かかりますね(笑)」
田井中「一応経営的には50万本さしてますので
50万本さして、50万本芽を取る作業になります」
繁田「すごい時間のかかる…」
田井中「仕事ですから仕方ないですね」
続いてのハウスには
3日前に植えられた4万2千本の菊が

繁田「4万2千本って機械でやらはるんですか?」
田井中「これ全部手作業です」
繁田「すごっ」
田井中「4人で2日で終われます」
繁田「2日でこの量を終われるんですか」
田井中「これは8月・お盆の出荷分です」
繁田「8月用だけでこれだけの…」

繁田「菊を作るのに一番気をつけているのは何ですか?」
田井中「ポイントは3つあるんですね
1つ目のポイントは土づくり
2つ目のポイントは菊づくり
3つ目のポイントは防除、薬をやり病気・虫を出さない」
繁田「こだわりとかあるんどすか?」
田井中「こだわりはないですけど
カッコイイ菊を作りたい」
そして保持
この冷蔵庫で2万5千本を…

通常保存をしておくと花がすぐに開いてしまうので
冷蔵庫で蕾のままで保存、その状態でお店に卸せるように管理しています

繁田「これ立派な冷蔵庫ですけど
けっこうお値段の方したんじゃないですか?」
田井中「高いですね。
嫌らしいですが350万ぐらい」
菊栽培のプロとして活躍の田井中さんですが
小学生の頃からお父さんの菊作りを継ぐと
思っていたそうです
繁田「何でこうやって菊を育てようと思ったんですか?」
田井中「お祖父さんが農業と漁業を
そしてお父さんが農業高校に
そして卒業後にこの栽培を始めて…
それが57年前のことなんです」
繁田「お父さんが菊を始めたときにはどんな状況やったんですか?」
田井中「57年前に始めた時には
滋賀県と言えば近江米の産地ということで、米を作っていれば○っていう感覚やったんです
でも、今米価の下落。年間8万トンほど消費が減っているということで
米価の下落が進んでいくのは間違いない
先見の明があったと言うのはおかしいですが…、
当時は変わり者やなとの感覚があったのかも」
繁田「お父さんのを受け継いでやられたってことですか?」
田井中「はい」
繁田「やっぱりそれは菊が好き?(ということ)」
田井中「菊は好きじゃないんですよ
ただ、サラリーの糧として菊を作っているんですね
だから良いものを作りたい。
お金に代える、だから良いものを作りたいので力を入れます」
田井中さんは小菊の栽培を仲間に推奨
指導も行っています
小菊は下のような菊でお供えに使われるため同じ菊でもニーズの高い菊です

繁田「菊の生産は農業の活性につながると思いますか?」
田井中「小菊にこだわらず、
米・麦・大豆という滋賀県の農業の
打開策としての小菊も
ひとつのアイディアかなと発信しています
わたしの出来ることは
小菊を作ってください。と発信できるだけ
野菜の方は野菜の方の発信を…」

田井中「滋賀県の農業生産は全国41位、
野菜は45位、花が45位…
ボクが出来ることは花の生産額を増やすことそんな使命があると思います
みんながもうけよう!
いずれは、わたしの銅像が県庁前に建つかもしれません
それを目指して頑張っています」
繁田「それを楽しみにしています」
初めてのリポートと聞いて感心しました。
緊張はもちろんあったのでしょうが、しっかりと夢追人さんの気持ちがわかりました
それと、誰でも出来るではなく
言葉の中に京都弁が入ったほんわかとした雰囲気、しげちゃんらしさが出ていたと思います
たとえば農業に夢をかける人たち
収穫の喜びを知り、人を笑顔にするために
私たちは夢追人を応援します

こういうナレーションで始まるこの番組
農業に従事している人たちを紹介、応援する番組です
その番組で今回紹介された夢追人をリポート、インタビューしたのが
この人
繁田梨世ちゃん

「滋賀県近江八幡市にあります
JAグリーン近江の直売所きてか~なに
おじゃましています」
「きてか~なって言葉は
こちらの言葉で来てちょうだい
って言葉ですって」

きてか~なにきてか~な♪
地元の農家が収穫の野菜を次々と持ちより
朝から夕方まで
新鮮な野菜が手に入る直売所

野菜や惣菜だけでなく地元の農家が育てた花も多く入荷しています

繁田「スゴいお花がいっぱいあるんですけど毎日こんなにあるんですか?」
きてか~な姫野昭祐さん
「きてか~なでは、ほぼ毎日一年中
いろんな花を取り揃えているというのも
特長となっています」

姫野「特に売れ筋は、菊
年中オープンの時から切らさずに出荷していただいてますので
お客さまにも喜んでいいだいています」

と、いうことで菊を栽培している東近江市にある農家をたずねました
そして
田井中農園の田井中与寛さん(菊栽培のプロフェッショナル)のハウスを見せてもらいました

こちらでは土づくりの段階から収穫間近のモノまで
それぞれの段階で合わせて2000坪
年間50万本を収穫しています

繁田「いやーすごいたくさんの菊がありますねえ」
田井中「一輪菊 輪菊とおおまかには言うんですけど
1つの枝から1つの花を咲かせる
それを輪菊といいます」

しかし、実際は各葉の根本から蕾が出てきます
そこで一輪菊にするために余分な蕾は取り除く必要がでてきます
繁田「全部手作業でやっているんですか!?」
田井中「全部芽をとります
芽取りの仕事は結構重労働です」
芽取りの作業を実際に体験させていただくことに…(上の摘んでいる写真)
※でも、これは失敗
田井中「違いますね、もう1回いきましょうか」
(芽取りは蕾だけでなく、芽の根元の部分から取り除きます)
繁田「難しい」
もう一度挑戦すると

田井中「はい(OKです)
でも、このペースだとひと月かかりますね(笑)」
田井中「一応経営的には50万本さしてますので
50万本さして、50万本芽を取る作業になります」
繁田「すごい時間のかかる…」
田井中「仕事ですから仕方ないですね」
続いてのハウスには
3日前に植えられた4万2千本の菊が

繁田「4万2千本って機械でやらはるんですか?」
田井中「これ全部手作業です」
繁田「すごっ」
田井中「4人で2日で終われます」
繁田「2日でこの量を終われるんですか」
田井中「これは8月・お盆の出荷分です」
繁田「8月用だけでこれだけの…」

繁田「菊を作るのに一番気をつけているのは何ですか?」
田井中「ポイントは3つあるんですね
1つ目のポイントは土づくり
2つ目のポイントは菊づくり
3つ目のポイントは防除、薬をやり病気・虫を出さない」
繁田「こだわりとかあるんどすか?」
田井中「こだわりはないですけど
カッコイイ菊を作りたい」
そして保持
この冷蔵庫で2万5千本を…

通常保存をしておくと花がすぐに開いてしまうので
冷蔵庫で蕾のままで保存、その状態でお店に卸せるように管理しています

繁田「これ立派な冷蔵庫ですけど
けっこうお値段の方したんじゃないですか?」
田井中「高いですね。
嫌らしいですが350万ぐらい」
菊栽培のプロとして活躍の田井中さんですが
小学生の頃からお父さんの菊作りを継ぐと
思っていたそうです
繁田「何でこうやって菊を育てようと思ったんですか?」
田井中「お祖父さんが農業と漁業を
そしてお父さんが農業高校に
そして卒業後にこの栽培を始めて…
それが57年前のことなんです」
繁田「お父さんが菊を始めたときにはどんな状況やったんですか?」
田井中「57年前に始めた時には
滋賀県と言えば近江米の産地ということで、米を作っていれば○っていう感覚やったんです
でも、今米価の下落。年間8万トンほど消費が減っているということで
米価の下落が進んでいくのは間違いない
先見の明があったと言うのはおかしいですが…、
当時は変わり者やなとの感覚があったのかも」
繁田「お父さんのを受け継いでやられたってことですか?」
田井中「はい」
繁田「やっぱりそれは菊が好き?(ということ)」
田井中「菊は好きじゃないんですよ
ただ、サラリーの糧として菊を作っているんですね
だから良いものを作りたい。
お金に代える、だから良いものを作りたいので力を入れます」
田井中さんは小菊の栽培を仲間に推奨
指導も行っています
小菊は下のような菊でお供えに使われるため同じ菊でもニーズの高い菊です

繁田「菊の生産は農業の活性につながると思いますか?」
田井中「小菊にこだわらず、
米・麦・大豆という滋賀県の農業の
打開策としての小菊も
ひとつのアイディアかなと発信しています
わたしの出来ることは
小菊を作ってください。と発信できるだけ
野菜の方は野菜の方の発信を…」

田井中「滋賀県の農業生産は全国41位、
野菜は45位、花が45位…
ボクが出来ることは花の生産額を増やすことそんな使命があると思います
みんながもうけよう!
いずれは、わたしの銅像が県庁前に建つかもしれません
それを目指して頑張っています」
繁田「それを楽しみにしています」
初めてのリポートと聞いて感心しました。
緊張はもちろんあったのでしょうが、しっかりと夢追人さんの気持ちがわかりました
それと、誰でも出来るではなく
言葉の中に京都弁が入ったほんわかとした雰囲気、しげちゃんらしさが出ていたと思います