大阪
ほんわかテレビ

今回の情報喫茶店のコーナーは

知られざるアレの裏側!をテーマに
■ 幻の養殖フグの旨さの裏側!
■ 高級寿司屋の裏側で働く職人!
■ 海の安全を守るアレの裏側!などを紹介

そして彼女が紹介したのは

毎日目にする
アレを作る会社!


「栃木県大田原市にやって来ました
こちらで私たちがほぼ毎日目にする
アレが作られているそうなんです
いったい何が作られてるんでしょうね」

ほぼ毎日目にするアレが作られている!?

アレとはいったい何なのか

こちらの会社で作っているそうなのですが

彼方「普段がら目にするものですか?」

山田秀人さん「おそらく毎日目に入っていると思いますよ
ここからも見えるんで…」

????

下の写真にもそのアレが映っているようなのですが、わかりますか?

(しばらく考えてみてください)

とりあえず、会社の中に案内してもらうことに…


!!!
そこには「おっ、これなんですか!?」


山田「これがウチの会社で作っている
マンホールです

彼方「普段目にしているというのはマンホールのことですか」


この会社が作っているアレとはマンホール!
外に出る度に出くわすマンホール

実は日本はマンホールの数・種類、そして

デザインの美しさで外国人を

魅了するほどのマンホール大国なんです


先ほどの写真にもちゃんと映ってますね

栃木県に本社をもつこちら
「日之出水道機器株式会社」は

マンホール製造のトップシェアメーカー

東京、大阪をはじめ日本全国マンホールの6割以上を作っている会社なんです

日頃は近くにあっても

あまり意識しないマンホール

いったいどうやって作られているのでしょう?

マンホール工場を見せてもらうことに!

彼方「ここは何ですか?」



山田「マンホールの型の倉庫になります
5000種類くらい」

1度作れば15年以上は長持ちするというマンホール

この工場では、次の注文にそなえ

手掛けたマンホールの型を全て保管しているんだそうです

そしてその数がなんと5000種類以上になるそうです



マンホールはどうやって作られているのでしょうか?

○材料は自動車の部品にも使われるような上質なスクラップ鉄を使用

○1500度の高熱で鉄を溶かし鋳型に流し込む

○鉄が冷えてマンホールの形に固まると鋳型からマンホールを取り出す

○サビ止め効果のある特殊な塗料に浸ける

○最後に人の手で部品の取り付ければ
私たちが街で見かける黒いマンホールの完成です

この工場では月に2万個近くのマンホールを製造しているそうです


最近では
さらに究極の細かい仕事があるそうで

彼方「わーっ、今まさにホントに作業されてるじゃないですか!」

「これってケチャップとかいれるボトルちゃいます?」

「すき間、すき間に入れていってる」

「ようはみ出さないですねえ」


観光地などを中心にゆるキャラが入ったデザインなど

カラーのマンホールが増えているそうです

見ていただいた通り

実は色付けは全て手作業なんです


鉄の出っ張り部分からマイナス2mmまで樹脂を注ぐ

1枚あたり、およそ1時間かかるというこの作業

最後にガスバーナーで塗料の小さな泡を飛ばし

細かいチリを取り除くと

ようやくカラーマンホールが完成ということになるんです



そして
この会社が作る最新型のマンホールがあるということで見せてもらうことに!

↓の上の写真(若干マンホールが浮き上がっています)

彼方「わっ!びっくりした
どうしたんですか?
マンホールがガタガタいってません?」

山田「大丈夫です。今まさに安全機能が…」
と言ったところで


マンホールから
大量の水が!







これはいったい?

台風やゲリラ豪雨の時

急激に圧力があがるとマンホールが吹き飛んでしまう危険があるんです

そこで
圧力が高まると浮き上がり、空気・水を逃がし
圧力が下がると自動的に元の位置に戻るようになっているんです

もちろん、この水が吹き出した後にはマンホールは何も無かったようにその場所にありました



知られざるマンホールの裏側

もちろん、あなたの街でもすぐに
見つけることができるはずです