大阪
ほんわかテレビ

今回の情報喫茶店のコーナーは

闘う女は美しい!をテーマに
■ 1日15時間働く雪国の女
■ 女だらけの○○会社
■ 島で生きる男勝りな女
などを紹介


彼女が紹介したのは



「長崎県壱岐にやってきました
こちらにとっても強い女性がいるということなんですが
どういう方なんでしょうねぇ



ここは博多港から高速艇でおよそ1時間

人口約3万人、琵琶湖の約1/5の大きさの離島
猿岩などで有名なこの壱岐で暮らす強い女性とは?


待ち合わせ場所にいたのはこの方


竹原末子さん

彼方「えっ、どこが強そうですか?
気が強いとか?

竹原「それはあるかもしれん(笑)
仕事柄…

いったいどういう仕事なのか?

職場に連れていってもらうと

彼方「すぐそこって、海の先ですやん
何もないというか
船しかないですけど…

竹原「船なんです」

漁師です!

竹原さんは壱岐の漁師約150人中唯一の女漁師
1日最高で寒ブリ50本を釣り上げたこともあるスゴ腕なんです
しかも、
いつもたった1人で漁に出るらしいのです

彼方「一緒について行くこと、出来ます?」

竹原「大丈夫です」

とうことで、翌日

いざ、出航~!





沖に出ると、波が少し…
彼方「揺れてますね 」

竹原「これくらいは揺れにならん!!」

この言葉に何故か喜ぶせり~ん


魚群探知機はなし

操舵室から何かをしきりに探している竹原さん


そうです、鳥が集まっているところを探していたんです

80mの釣糸にエビをつける
しかも手による1本釣り漁


手で糸を操りエサが生きているように動かす
これを長いときで4~5時間繰り返す

と、動きに変化が

※せり~んが釣ったのではありません

淡々と釣り上げた竹原さん

彼方「釣った時によっしゃ~!とかは?

竹原「ないね、次釣らな」

すると…、また!(下の写真)



彼方「漁師を始めたきっかけは?」

竹原「(漁師の)夫が倒れて
船はあるし、見よう見まねで出来るかなって
自分を試してみただけ


12年前に壱岐の漁師と結婚
漁のお手伝いを始める
4年前にご主人が他界し、そのあとたった一人で漁を続けることに


漁師はたったひとり。でも竹原さんは
「(他の漁師には)負けたくはない」と言う

この日は結局

釣果はタイ2匹だけでした

これでは売り物にならないということで
独り暮らしのご自宅でごちそうしてもらうことに

釣りたてのタイをお刺身で

「美味しい、あまい!ものすごいあまい!」

彼方「今日は7時間くらい(漁に)行ってたと
思うんですけど
疲れてないですか?」

竹原「大丈夫です。まだ今から仕事が出来る!」


少し待っていると


着替えてきた竹原さんが。


なんと7時間の漁が終わったかと思うと

今度はスナックのママに大変身

スナック「歩歩歩」に案内してもらうと…

カウンター内で元気よく働く竹原さん

この日も深夜12時まで営業していました


彼方「この先も漁は続けます?」

竹原「行ける限りは行こうかな
今乗っている船が(夫の)初代の船やから
それだけは早く処分するのもイヤかなっていうのもあるし
船が動く限りは乗ろうかな」

彼方「寝る時間が減ったとしても?」


竹原「寝るのがもったいない」

壱岐で働く、こんな強い女性の紹介でした