秋が深まり

フグやカニが恋しい季節になりました

しかし!

フグやカニよりはるかに安くて旨い

驚きの食材が関西にあるんです

それは、和歌山県の南部

そこには今の時期住民がこっそり食べる

2つの絶品食材が…


昭和天皇も好まれた海の幸

京阪神にはほとんど出回らない魚

住民がこぞって捕獲する川の幸

今だけの絶品料理とは!?



やって来たのは和歌山県印南漁港

ここで極上食材を狙う漁師の船に乗り込むことに…

ところが

漁師の岡本さん「長靴はいてきてもらったらええねんけど」

彼方「長靴…?」

岡本「危険や
噛まれる


彼方「噛まれる!?」

岡本「パッと飛びついてくる」

なんだか物騒な話しになってきましたが

期待と不安を胸に出港


約15分でポイントに到着

前日に仕掛けたワナを引き上げる

彼方「いきなり上がってきても心の準備が出来てないので、上がって来るよって言ってくださいね」かなりビビるせり~ん

上がってきたのは黒い筒

彼方「重た、えっ、なんか暴れた!」



筒の中には何者が!?


専門に狙う漁師は少なく京阪神にはほとんど出回らない

これこそが南紀で密かに食べられているご当地食材

値段はフグの約5分の1

そこで、ウツボの料理をいただけるお店に



見た目からは想像できない上品な白身

ウツボのすき焼き


彼方「お魚がすき焼きになるって珍しいですよね
箸でつまんでも崩れない」


「やわらか噛んだ瞬間からプルプルしてます」


干したウツボを揚げ、甘辛く味付けした珍味


彼方「この辺りではごく普通にあるんですか?」

紀伊日高漁業協同組合副組合長理事山本「わたしはウツボというような感じです」


南紀では、ウツボの揚げ煮を

おやつやおつまみ、お茶漬けなどで食べる習慣がある



ほんとにこれね、一口食べると止められなくなりますよ。…おいしい~♪

さらにウツボは唐揚げにしても絶品です


続く