大阪ほんわかテレビ

今回の情報喫茶店のコーナーは

これぞプロの技!
をテーマに
■ 究極の美しさに挑むスゴ腕仕事人
■ 華麗な包丁さばきで〇〇を作る寿司職人
■ ギリギリに挑戦する運転の達人などを紹介


そしてこの方の今回のリポートは


「千葉県館山市にやって来ました
こちらに究極の美しさに挑んでいるプロの方がいらっしゃるそうなんですが
美しいって何でしょうね?


「私もキレイになれるんでしょうかね
行ってみましょう」

究極の美しさに挑んでいるプロとはいったいどんな方なんでしょうか?
いつも作業をしているというこちらの建物におじゃましてみると



彼方「こちらに究極の美しさに挑んでいる方がいらっしゃるって聞いたんですけど?」

男「私のことかなとは思いますが」


挨拶を済ませ、作業場である2階に案内してもらうと


彼方「あれっ、これってもしかしてカメラのスタジオ?

男「はい、僕が撮っているのは
このようなモノとかなんですが…


と男性が取り出したのはチョコレートの箱

その箱のチョコレートを指差し

こういうのを…」

彼方「人物とかは撮らないんですか?」

男「僕は商品写真の物撮りのカメラマンですので」

そうです

この男性はコマーシャルカメラマンの金子さん


こういう商品の写真を撮っています

30年以上、数百もの商品を手掛けたプロの技とは!?
そのあたりに次は迫ります

彼方「スゴい形をしたカメラですね?」

金子「これはいろんなカメラを寄せ集めて
手作りしている


最高の写真を撮るために3つのカメラを組み合わせて
自分で手作り
どんな角度にも調整できるカメラをなんと!
手作りしてしまったのです



では、いったいどのように撮影しているのか

今回は特別にほんわかケーキミックスという

ほんわか特製のパッケージの撮影をしていただきました



ホットケーキにかけられているシロップ

ミックスのの文字との文字の間を通っていますね

妻の佳子さんのサポートをえながら

ごくごく普通のホットケーキが!


お手製カメラで撮影、パソコンでデッサンの絵と重ね合わせ

角度を何度も調整などを行い

シロップもいい感じのものを重ね合わせて

商品名も入れてみると…


そう、金子さんは依頼主から送られてきた商品パッケージの完成図を100%再現できるというのです

彼方「別々の写真がくみあわさってる感じはないですね」

金子「それを気づかれたら負けです」




それが仕事で、プロですから!



他にも商品を美しく見せるための技がたくさん!

例えばグシャグシャのビニール

青いシートの上に置いて撮影すると

この写真の背景のように、

なんと海辺で撮影されたかのように…



こちらの写真でも

今にもジュージューと音が聞こえてきそうな写真

黄色のLEDライトに赤いアクリル模型を被せたものなんです(これも手作り)




そして極めつけがこちら!
箸マシーン!

金子「これも僕が作りました」

彼方「めっちゃ便利じゃないですか」

箸の幅を変えられるのはもちろんのこと

角度も自由に変えることができます

よく、箸で食べ物を持っての撮影風景などを見ますが、

手で持つと震えたりすることが多いのですが、

これだと見易い方向に向け、じっとさせることが可能です



そしてこちらが食べ物の撮影になくてはならない秘密兵器



彼方「チューブをくわえてませんか?」

彼方「いい感じに湯気がでていますね」

そうです

開発に8年かけた
湯気マシーン

チューブを口にくわえて息を吹くと、蛇口の先のような所から湯気がでます

湯気マシーンと箸マシーンを使うとこんな感じに


彼方「1枚の写真にこんなにこだわってはるってことですか?」

金子「商品である以上
売っている物であれば
よりたくさん売れて欲しいし
その良さが消費者の方に伝わるように
努力ですかなね










Android携帯からの投稿