大阪テレビ

今回の「情報喫茶店」は

私の正体
をテーマに

■驚きの食材を使った絶品料理

■世界が認める〇〇で作る新感覚アート

ちまたで話題の演技する〇〇

どいう内容でおおくりしました





そして今回彼女が紹介するのは



「静岡県伊豆市にやって来ました。
こちらに、とあるモノを使って全く新しいアート作品を作っている方がいるんですが
いったい何なんでしょうね?


と、とあるお家に!


ちょっと入ってみましょう」とお家に

出てきたのは野田三千代さん

彼方「どういうものなんですか?」

野田「この部屋の中にあるんで」









野田「でも、これらは絵じゃないんです
塗ってないんですよ。
描いたのでもないし、
絵の具も使ってないんです


彼方「どういうことですか?」


野田「あるモノを使ってるんですけど
そのモノの所へ行ってみます?


さて、私の正体はなんでしょう?

野田「着きました」

彼方「えっ、ここ!?」




彼方「ここ、海ですよね?」

野田「あっ、ありますね。あそこ!」

彼方「砂と黒いゴミみたいなモノしか
見えないですけど


野田「そうそうこれ!」

そうです、私の正体は
海藻なんです


絵の具ででも描いたような作品

実は全部海藻でできた
「海藻おしば」というものなんです


昆布やオキツノリ、アオサ、ワカメなどを使い

作品も野田さんとその仲間で製作した

作品だったんです


元々グラフィックデザイナーだった野田さん

およそ30年前から海藻おしばを始め

国内外で展示会を開き大盛況




オーストラリアで数十万円の値など

高い評価をうけているんです





野田「漂着海藻とどこの家にもある道具を使って誰でもできるんですよ」








と、いうわけで材料集め開始


海藻は、日本全国で約1500種類。

地域によってもいろいろな海藻おしばを楽しめるのも魅力のひとつです


拾い続けて約1時間

集めた海藻を前にいよいよ製作開始




塩抜き
水に浸けて海藻に含まれる塩を取り除きます
作品になったときにカビが生えたりアクが出てくるのを防ぐため

色止め作業
緑藻(緑色の海藻)は色止め作業として、銅が酸化することで生成される青緑色の錆び(緑青)を
沸騰した湯に入れ、その中で海藻を入れます
そうすることにより色褪せしづらくなります


こういった下処理のあと


野田「今日はハガキを作ろうかと思って用意しました」

用意する道具は

ハサミ、爪楊枝、綿棒、ストローなど



1つ目のポイント
まずハガキを水の中にチャポンと全部浸けるんです

ハガキを濡らすことで、海藻と同化しやすくなり、スムーズに作業ができるようになります






形ができたら乾燥作業

2つ目のポイント
陸の草花と同じように一気に吸い取り紙乗せてしまうと
海藻にはノリの成分が入っているため、
上に乗った紙に自分で張り付くのです
なので、絵が描かれている面には
ノリが吸着しづらい布切れなどを被せ
それを、通気性のよい段ボールなどで挟んで
重りをのせていきます


そして3日ほど…、すると




さらにアップ



野田「うち上がった海藻でこれだけの作品ができるから素敵でしょ

これで、海藻のことが好きになって

海藻が作る海の森を大事にしようと

環境の方まで

結びつけられたら…、と思っています










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