高校教師について触れていく前にどうしても触れておかないといけないことが・・。

話しは、教師の前になりますが、
大学に入って間もなく、偶然にもお隣りで塾を始めるのでアルバイトしませんか?とのお誘いが。スカウト(笑)されちゃいました。

小さな塾で、多くてもクラス10人までの完全な補習塾。
学校でも勉強についていけない子や普通の子がほとんどで、成績が優秀な子はなかったです(笑)


東海壮介、石川正夫、織田綾、川崎真紀、小林恵、後に増えますが最初の生徒。

この子達にわかってもらうために、色々と勉強しました。問題集、参考書の購入はもちろん、心理学の勉強も。

本来なかった日曜日の補習教室も、1ヶ月1000円で作ってもらったり(バイト代はなし)、時間があれば一緒に遊んだり、誕生会まで。

おかげで、成績も2や3の子達が3や4や5をとる子供まで。

一番嬉しかったのは今まで解らず嫌いだった教科が、おもしろくなったと、言ってもらえたこと。


しかし、やり過ぎちゃいました。


すべてはオーナーさんには了承をえてやっていたのですが、塾長には、あまり印象は良くなかったようです。

補習教室もおもしろくなかったようです。

そこで、塾長がオーナーにモックをクビにするように言っていたようです。

AKBではありませんが、そこで総選挙!

もし、先生が辞めるなら、俺もやめるから、たぶん他の奴も同じやと思うで。東海壮介の言葉です。(涙)


この言葉のおかげで、この一言で10年の講師生活が続きました。


塾も支店をもつまでになり、生徒も口コミでも集まるようになりました。

最初の二年くらいは早朝のビラ巻きまでやりましたから、今思えば、よくやっていたなぁど思います。

因みに、塾長はこの年、塾を辞め、オーナーが塾長兼務となりました。

教えることの難しさ、楽しさをこの子達から学びました。


つづく