こんにちは
木工職人のよっちんです。
昼間は暑いものの、日かげに入れば涼しくなりました。
夏も終わりですね。ちょっと寂しい気もします。
今年の7月ですが御神輿(おみこし)の台を作りました。
そう、かつぐ所なんですけどね。
最近は、子供の人数も減ってきて子供が飽きると、大人がかついでいるんですって。
大人の人数もいればいいんですけど、4人でかつがなければいけない。
そうなると、子供の御神輿でも重たい。
そこで区の役員さんが探したのが、グラスファイヴァーでできている物なんですって。
塗装されていると、なかなか立派でかっこいいと思いませんか。
持ってみると一人で持ててしまうほどの重さです。
でも中は空洞で、ぶつけてしまったり落としてしまったら、
すぐに壊れちゃうんじゃないかとおもいますが・・
木でも同じですね。
今回作るのに考えたのは、台と御神輿をどうくっつけるか?
かつぐ棒を入れる穴は開いてるので、そこに棒を通せばいいんですが
それだと、棒の間が狭く肩と肩が当たってしまうんですって。
だから、だから御神輿の外に棒を付けてほしいとのこと。
それでいて取り外しが可能にとなると・・・
考えました。
で
こんな感じに
棒で御神輿を挟んじゃうことにしたんです。
こらなら、振っても落ちることはないでしょ。
きっと僕より長生きしてくれる台なので、檜で作り
漆塗りとも思いましたが、時間や費用もかかってししまうと言うことで
カシュ塗りで仕上げて頂きました。
黒く ピッカピカに塗られた台は、
「御神輿を御神輿らしくしてくれてるねー」
と言葉を頂く出来栄えに!
よかった、よかった
現場や作る物によって、加工の仕方や作り方、材料が変わってきます。
それが難しく、楽しいところなのかなって思うんです。
がんばりまーーす