「アイデアのちから」チップスハース著
これまで海外の訳本は苦手でした。
日本語訳がぎこちないことが多く、何を言っているのか把握するのが大変だからです。
しかし数ある書籍の中で、翻訳してまで売れると見込まれて書棚にあるからには、
それなりの競争を勝ち抜いた価値があるはず。
そう考えて(勝間塾6月の課題図書でもあります)、
きょう読破しました。
人にものを伝えるには、心にかけてもらうにはどういう点に心がけたらよいかが書いてあります。
剣道や空手など武術には「型」があるように、
生き残ってきたアイデア(例えばことわざ)には法則があり、
少なくとも知らないよりは、
よいアイデアをコンスタントに「発見」出来るというものです。
無から有を生み出すのではなく、「発見」するというのがミソ。
●成功するアイデアの6つの原則:
1)単純明快 Simple
2)意外性 Unexpected
3)具体的 Concrete
4)信頼性 Credentialed
5)感情 Emotional
6)物語 Story
頭文字をつなげて「Success」と覚えます。
自分の情報アンテナの感度が低く
神様が贈り物をくれたのにそれに気づかないということがあります。
可能性を秘めた物語があるのに、
それに気づかずに「発見」できない。
Successチェックリストで防ぎたいと思います。