インドの病院は健康なときに行きましょう! | もっこす野郎 3分Hacking!

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もっこす野郎のブログ更新が遅れているのは、
風邪をひいちょったからです。

あまりに高熱が続くので、
これもよい機会だと思いインドの病院に行くことにしました!

結論から申し上げます。

「インドで病院に行くなら、
健康なときにしてください!!!」


わしは38度台の高熱状態で、
予約をしたのに1時間待ち、
(診察10分)
さらに会計処理で東京の保険会社と電話をし、
病院の会計担当と話しながらさらに1時間費やしました。

健康なときでないと体を壊します。
(インドで最も医療水準の高いアポロ病院でさえこの状態です)

以下、手順を含め報告です。

1)保険会社に電話して予約を入れる
  日本の保険会社から、現地国の提携病院に予約を入れてもらいます。
2)予約時間の連絡を受けて、病院へ
  パスポートと保険証書は必携です。
3)診察を受ける
4)会計
  治療金額が保険の範囲内なら、サインだけでキャッシュのやり取りはありません。

と、手順だけ見ると簡単。
でもここはインド。
予約はあってないようなもの。

待合室には
「Be Patient!」
と張り紙が。

すでに、患者=Patient なんですけど、、。

さらに「辛抱せよ」ということですね。

いやはや、と38度台の熱で診察室前で立っていました、、、。

診察自体は高度医療のインドらしく、
許容範囲の清潔さの病室で診察してくれました(5-10分)。

問題は4)の会計です。

保険会社の請求書が病院に送られて、そこにサインするのです。

これが別の会社だったので送り直してもらいましたが、
会計の人はわしに何も知らせてくれません。

時間が経つばかりなので会計カウンターに入って、
パソコンのメールソフトを開いてもらい、
「これをプリントするの」と指示しました。
その後の処理の仕方も指示していると、
あっというまに1時間。

患者がやる作業じゃないっての。

手術が必要な医療の水準はインドは高いのでしょうが、
核となる医療以外の部分、
外来患者のさばき方、投薬の仕方、病状の説明などサービス部分は
依然として低いままです。

逆に言えばインドは中東やアフリカからの医療ツーリズムでもうけていますが、
医療サービスという面では日本の方に圧倒的に軍配が上がると思います。
日本の医療ツーリズムも遅れてはいますが
サービス面が売りになることは間違いなしです。

インドでは本当に健康なときにだけ、
病院に行ったほうがいいです。

インドでの病院体験報告でした。