ここ数年で利用者が急増している優良アプリがある。
それがこの、グラブタクシー。
現在地と目的地を入力しBookボタンを押すと、同じアプリを使って走っているドライバーが現在地まで来てくれるという優れもの。
そしてこのアプリには、フィリピンに住む外国人にうってつけのメリットがあるのだ。
①料金が最初から提示されている
日本人がマニラに来て遭遇する悩み事の一つ、「ぼったくり」。タクシーの運転手が呼び込みで客を取ろうとするものの、交通渋滞(マニラの交通渋滞は世界ワーストレベル)を言い訳に3倍から4倍の料金をふっかけてくる。ましてや運転手が英語を話せない場合、コミュ二ケーションに混乱が生じる恐れがある。
しかしこのタクシーアプリは最初から料金が提示されているので、その料金に納得して安心して乗ることが出きる。ボッタクリタクシーもこれを見習ってほしいものだ。
②いつでもどこでも予約出来る
タクシーがめったに通らない場所でも、予約ボタンを押せば同じアプリを使うタクシーがGPSを基にかけつけてきれくれる(但しフィリピンのド田舎は厳しい)。走行距離が長ければ、ドライバーにチップをはずむと喜ばれる。
③クーポンが使える
何度か利用していると、期間限定のクーポンが配布される。金額はまちまちだが、時々40ペソから50ペソOFFのクーポンとシリアルナンバーが記載されたお知らせが届くので、それを使って節約するのも有り。
毎週日曜日にマニラに出向く私にとっては、このアプリは今や無くてはならないアイテムの一つとなっている。
呼び込みのオッサンと毎週格闘する必要もなければ、運転手から法外な料金をふっかけられることもない。
3回目に利用したタクシードライバーとこのアプリについて少し突っ込んだ質問をしてみた。どうやら顧客が払う料金のい20%がマージンとして取られるらしい。
車のレンタル料をタクシー会社に支払い、かつ2割のマージンも持っていかれながらも良心的な価格でサービスを提供しているタクシー運転手を気遣い、チップを多めにはずんだ。
気さくな運転手とお別れし自宅に到着。
グラブタクシーアプリがマニラのぼったくり運転手を撲滅してくれることを願っている。
マニラ移動×Grab Taxi = 実はUberよりも使えるかも(笑)