税理士合格までの道のり パート5 税法奮闘編その2 | テニスが大好きな20代税理士 「玄米」のブログ

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平成22年12月、税理士になりました。
若い人の少ない業界ですので、若者の視点から見た税理士業界やテニスを記事にしていきます。

おはようございます!ヾ(@°▽°@)ノ


今日は朝6時から金町でテニスしてました。

そんで今は切れたガットを張ってます。

一日で二本切れたから大変です。(ノ_-。)



さてさて、周りが就職してしまい、自分は学生を卒業し

二度目の税理士試験受験へ向けて勉強していたのですが、

当時の彼女と、向こうの留学がきっかけでお別れしたり、

同級生が皆社会人として頑張っているのを聞いたりすると

精神的にもなかなかタフな試験勉強となっておりました。



特に、二年目の科目 税法の理論暗記の大変さといったらもう(ノ_・。)

財務諸表論の倍以上大変な上に、暗記科目が二つですから

毎日毎日、お経を唱えるように暗記をしているわけです。


「暗記したものを書いてくればいい。」


専門学校ではそう教えてくれる(講師の方によって大分違いますが)のですが、

やはり、受験するほうとしては不安なもので。


そんな税法受験一年目だったのですが、

自分として一つの確信を得るきっかけとなった出来事がありました。



ほんで、これから先書くことが、実はこの連載日記を通して

これから受験する方々にちょっとお伝えしたいこととなりますので、


もし、「なるほど。」と思った方は

是非、コメント、又はペタしてね していただけると嬉しいかもです。






それは、自分がいつも受講している専門学校のライバルの全国模試の解説を受けたときのこと


この問題は理論○○○(専門学校で使っている理論集)の問○○と問○○を書いて下さい。


と解説いただいたのですが、僕の受講する専門学校の理論集にはその部分が記載されていなかったのです。



そのとき思ったのが、本試験の試験委員の方は、専門学校の理論集を元に採点を行っているわけではなくて


条文を元に採点はするだろうけど、専門学校の理論集なんか見ちゃいるわけないな。と思ったのです。


なので、専門学校によっては理論集の一言一句間違えないよう。


って教え方の方もいますが、別にそんなんは気にする必要なくて、


大事な言い回しでなければ多少間違えたり抜けたりしてもなんとかなるものです。


それよりも気にしていただきたいのが、


「その理論集のそのページを書くことが、質問に対する答えになっているか。」


です。


税法の授業を受けていて一番腑に落ちなかったのがこの部分で


よく、質問に対して、理論集のページを書くことが答えになっていないことがあるんです。


例えば


「池袋まで車を使っていく場合と電車を使っていく場合の違いを説明しなさい」

と聞かれたのに

「池袋とは○○で、車では○○で、電車では○○」です。


みたいなのが専門学校の模範解答でして、書く量もいつも膨大になります。

(例えがへたくそですみません)


でも、こんな場合には


「車で行く場合と電車で行く場合の違いは○○です。その理由は」


というように答えるのが普通ですよね。


試験委員は、理論集と合っているかどうかなんて見ていなくて

自分の出した質問にちゃんと答えているか、意外としっかり見ているような気がします。


実際、僕、理論で三枚半以上書いて提出したことないです。

専門学校の模範解答が7枚・8枚のときも三枚半できっちり合格もらいました。


働きだしてから思ったのですが、お客さんからの質問に対して明瞭簡潔に答えること。

というのがとても大事でして、その部分を試しているのが

理論の試験なのかなと自分では思っております。


また、専門学校がよく言う、傾斜配点で採点しているので難しい問題には手を出すな。

というのも、自分の中での根拠がありまして


実務で難しい問題にぶつかったときって書籍や判例・ネットを通して必ず調べます。

サラの知識で進めるなんてことは、直接お客さんへのリスクにつながるわけですので、

難しい問題の取捨選択というものも、採点の対象としているような気がします。

その結果が傾斜配点なのかなと。




以上が、僕が税理士試験と実務を通して感じていた試験のコツみたいなものでして

このような話を一緒にしていた専門学校の友人はみな結構短期間で合格しておりました。


長くなり、自己満足っちっくになってしまいましたが、

これから受験する方への少しものお役に立てればと、ブログに書かせていただきました。



あとの合格までの道 は、そんなに重要じゃない自分の失敗やらを書く日記となってしまいますが、

ここまで読んでいただけたけた方、残りの数回もお読みいただけると嬉しいです。