Bonjour、みなさんこんにちはまじかるクラウン

 

フランス系カナダ人の年下夫と国際結婚して

カナダでのセカンドキャリアを開拓中

好きなことを勉強してきたらこうなっていた...

そんな博士リケジョのもっこです。

 

今回はリアルな国際結婚について。

 

 

働いてほしい夫と、家庭を優先したい妻

まさに、私達夫婦のことです!

それが原因で喧嘩になった時の結論としては、妥協することが一番の近道

 

 

1.なぜ、そういう問題に発展するのか?

カナダでは夫婦共働きが普通です。

よく見れば、お互いのキャリア形成にとって社会的にとても理解があります

でも、典型的な日本人の考えがあると、問題になったりします。

 

 

2. カナダでの専業主婦

カナダでは妻が専業主婦という夫婦はあまり見かけたことがありません

(奥さんが日本人の場合は、多い気がします)

カナダ人同士の夫婦は、何かしらのキャリア形成をしており、専業主婦という選択をしている人があまり多くないことに気づきます。

 

 

私は現在永住権申請中で、働くことができませんが、ずっと子供がほしいと思っていてアラサーで結婚。35歳という年齢に近づくたびに、早く子供を産みたいという焦る気持ちがでてきています。

 

 

最近日本で出産を経た友人たちは、育休中だったり、仕事を辞めて今は育児に専念していたり、結婚を機に専業主婦になったり。

そんなライフスタイルを聞いている私にとっては、それが普通の感覚になっています。

 

 

 

4. 私が家庭を優先したい理由

何より、私の母が私達姉妹を育てているときは、仕事を辞めて育児に専念してくれていました。

父はとても忙しかったので、今の時代で言うワンオペ育児だったと思います。

考えれば、いつも寝た後に帰ってくる父と交換ノートをしていた記憶があります。

それでも、私はとても幸せでした。

 

 

小学校に入り、母がパートで働き始めた頃だったかな。

私は学校から帰宅したのに、家の鍵が見つけられなくて、家に入れなくて大泣きしていました。それでも母は見つけられず、近所の定食屋?のご夫婦が泣いている私を預かってくれました。

それからどうやって家に帰れたのかは覚えていませんが、

とにかく私は家に母がいることが当たり前になっていたたのです。

 

 

自然と、それが私も将来母となったら送りたい人生になっていました。

そんな私にとっては、子供が生まれてからすぐに職場復帰するということは本当の私の気持ちではなかったのです。でも、子供が生まれたらしばらくは働かず、子育てに専念したいといったことを話すと、夫に難色を示されました。

 

でも、カナダで生まれ育っている彼にとっては、夫婦共働きが当たり前で、仕方のない反応かもしれません。

 

 

5. 妥協点を見つける方法

このことで何度も話し合いを重ねてきました。

まだ子供はいませんが、結婚をして2人の未来について話すことは大切なことです。

でも、将来のことで喧嘩になることはとても辛いことです。

 

 

私が人生で1番大切にしたいことは”家族”です。

もちろん、彼も”家族”を大切にしたい気持ちはあります。

でも、彼にとっては”仕事”も大切。それもよーーーく分かります。

 

 

ここでいつも平行線になっていた私達ですが、話し合いを重ねるうちに少しずつその平行線が変わってきつつある気がします。

 

 

今までは頑なに、子供が生まれたら仕事をせずに育児に専念したいと思っていましたが、

最近は、もちろん子供との時間は大切にしたいということに変わりはありませんが、

子供ができても働いてみようかなとい気持ちを整えつつあります

 

 

一方の夫は、子供との時間を沢山とりたいという私の意見に理解を示し、

仕事をするにもあまり負担のかからない働き方へと考えが変わってきている気がします。(以前は、出産後3ヶ月で仕事復帰している人の話をされたりしていました)

 

 

ここで大切だったのは、やはりお互いの文化を知ること

お互いの本音を知ること

お互いの想いを知ること

 

 

そこを怠ってしまうと、遅かれ早かれ、必ず大きな問題に発展します。

 

 

お互いの本音・想いを知ってすべきことは、妥協する、ということです。

これ、簡単に言うけど、言うほど簡単なことではありません

特に、こだわりやプライドの高い人にとって(←わたし!!!)は、とても難しい選択です。

 

 

でも、妥協とは、何かを諦めるということではありません

主張が対立している事があるときに、お互いの主張を譲り合って1つの結論へと導くことです。

 

 

私が歩み寄るきっかけとなったのは、

彼の言いぶんや、カナダの文化に対する文化も深まってきたこと

それに、カナダでは働く夫婦へのサポートもあること、父親が育児に協力することも多いということ。そういう事が分かってきたからです。

 

 

 

6. 自分が大切にしたいプロセスをしっかりと踏むこと

私は、物事を深く考えるタイプで、たまにそれが行き過ぎることもしばしば。。。

考えすぎて、悩みすぎて、起こってもいないのに心配になり、不安になるなんてことも。

 

 

でも、考えるというプロセスは私にとってものすごく大切な過程で、大切にしたいと思っている部分。いろんな可能性を考えて、その時ベストだと思う結論を出したい。

 

 

これからどんな人生になるか分かりませんが、

こうやって感情に振り回されながらも、話し合いを重ねていくことは

夫婦として、そしてなにより人間として成長していくうえで大切な過程だと思います。

 

 

 

あなたが決断をするときに大切にしたい過程はなんですか?

コーチングを受けることで、自分との対話が増え、自己分析が上手になってきます。

 

 

 

今後、コーチングや英語に関するサービスを行っていく予定です。

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