私達の日常生活の出来事は『感情』が大きく影響しています
◆朝から悲しいニュースに振り回されて1日中どんよりとした気持ちになる
◆せっかく楽しい気分だったのに、誰かに気に障ることを言われて落ち込む
◆楽しみにしていた旅行の日の朝は、目覚ましがなくてもワクワクして自然と早起きする
◆素敵な人と出会えた日からやる気がみなぎる
逆にいえば、『感情』を上手くマネージできれば日常生活もニュートラルに、毎日を穏やかに過ごすことができるかもしれません。
今回は『感情のマネージメント』に役立ちそうなTipをご紹介します。
『エイブラハムの感情の22段階(Abraham-Hicks emotional guidance)』
1. Joy/Appreciation/Empowerment/Freedom/Love:喜び,感謝,自信,自由,愛
2. Passion: 情熱
3. Enthusiasm/Eagerness/Happiness: 熱意,やる気,幸福感
4. Positive Expectation/Belief: ポジティブな期待,信念
5. Optimism: 楽観
6. Hopefulness: 希望
7. Contentment: 満足(ホッとした感覚,安心,安全,心地いい,良い気分)
8. Boredom: 退屈
9. Pessimism: 悲観
10. Frustration/Irritation/Impatience: 欲求不満,イライラ,ストレス,いらだち,我慢
11. Overwhelment (feeling overwhelmed): とまどい(圧迫感)
12. Disappointment: 落胆
13. Doubt: 疑念
14. Worry: 心配
15. Blame: 避難(自責)
16. Discouragement: 失望(挫折感)
17. Anger: 怒り
18. Revenge: 復讐心
19.Hatred/Rage: 敵意(憎しみ),激怒
20. Jealousy: 嫉妬
21.Insecurity/Guilt/Unworthiness: 不安,罪悪感,自信喪失,自己卑下(無価値感)
22. Fear/Grief/Desperation/Despair/Powerlessness: 恐れ,苦悩,憂鬱,絶望,無気力
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[7. Contentment : 満足] をニュートラルとして、
1.~ 6.の感情はポジティブなエネルギーで、望む現実を創りだす方向
8.~22.の感情はネガティブなエネルギーで、望まない現実を創りだす方向
と言われます。
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『感情』といっても、これだけ色々なものがあり、
さらにはネガティブなエネルギーに引っ張られる可能性のある感情が沢山あるのが分かります。
でも、これらのバランスを上手く取って生きていけば、楽しく、自分らしい人生を送られるような気がしませんか?
『感情』は、感じているその人しか分かりません。
同じような経験をしている人や、1度経験したことのある経験でも、その時々の状態や状況で感じ方が違います。
深い『悲しみ』や『怒り』を感じている時に、誰かに「元気だしなよ!」「ポジティブに考えなて!」と言われても、なかなか気分が上がらないこと、ありませんか?
例えば私だったら、計画どおりにいかずに全てのプロジェクトが白紙になる直後に感じている『絶望』の時に,『熱意』や『やる気』に変えるには時間がかかります.
そこで、どのようにこの『エイブラハムの感情の22段階(Abraham-Hicks emotional guidance)』を日常的に使えばよいかをご提案します。
どのように【エイブラハムの感情の22段階(Abraham-Hicks emotional guidance)】を使用するか?
・なぜネガティブからポジティブにすぐに気持ちが切り替えられないのか?
それは、その間に多くの感情の段階があるからです。
全ての段階を経なくても良いのですが、一気に10段飛ばし!とはいかないと思います。
少しずつ段階を挙げていくことで、自分の感情と向き合うことができてくるでしょう。
例えば、一緒に住むパートナーが出かける時に、いつも忘れ物をしてしまう人だとします。どのような感情が浮かびますか?
私だったら『イライラ,ストレス,いらだち』(no.10)を感じます。
そこで、この感情を『悲観』(no.9)へ持っていくとしましょう。
「彼はいつも出かけに忘れ物をすることは本当にイライラする!なんでいつもこうなるのだろう.私って本当にかわいそうで,ついてないな..?」
感情を1段階上げてみると、どうですか?
あるいは、
一生懸命準備していたプレゼンの場が、なくなってしまったらどうでしょうか?
『怒り』(no.17)を感じるかもしれません。しかし、その感情を少し上の段階へと持っていくとどうでしょうか?
『怒り』(no.17)を感じているのは、頑張ってきたという『失望(挫折感)』(no.16)があるからではないですか?
または、もしかしたら何か問題があったのかな?と『心配』(no.14)が生まれるかもしれません。
このように考えると、少しだけ相手に対する『怒り』はおさまるかもしれません。
逆に、下にいって、プレゼンの場を奪った相手に対して『復讐心』(no.18)や『敵意』(no.19)の感情を持ったらどうですか?ネガティブな気持ちに、ブラックな心が生まれてくると思います。
このように【エイブラハムの感情の22段階(Abraham-Hicks emotional guidance)】を上手に使用することで、少しずつ、段階を追って自分の感情を認め、ポジティブな方向に持っていくことで、ハッピーな気持ちになれるのではと思います。
このスケール7.よりも上のポジティブな感情だけを持つようにしろと言っているわけではありません。『恐れ(恐怖),苦悩,憂鬱,絶望,無気力』(no.22)の感情だって持っていていいし、『喜び,感謝,自信,自由,愛』(no.1)の感情だって持っていて良い!
大事なのは、自分の感情を認め向き合うことではないかと思います。『自分は,こんな時にこういう感情になるんだ』そして、自分がポジティブになるためにはどうしたら良いか?を考えてみてください。
この『エイブラハムの感情の22段階(Abraham-Hicks emotional guidance)』は,Hicks夫妻(妻:Esther Hicksさん,夫:Jerry Hicksさん)が『Abraham』という存在からのメッセージとして伝えているもののようです。
私は、彼らの存在の前にこのスケールを知り『感情』に段階があるということは納得できたので、誰がこのようなことを伝えているのか気になって調べて彼らのことは初めて知りました.
このスケールのことを知らなくても、日常的に感覚的に、感情に段階があることは分かっていた気がします。でも、実際にこのような表としてまとめられると、自分の立ち位置が分かり、『感情のマネージメント』に役立つなと感じました。
私も、まだまだ感情に振り回されることはありますが、認めつつ、少しづつ訓練をして、【思考(マインド)】の矯正・マネージをしていきたいと思います。