私は、幼い頃の思い出からアメリカのニューヨークが大好きで、カナダは【アメリカと陸続きのお隣の国】と思っていて、
2015年に留学するまでのカナダの印象と言えば
・広い
・自然
・キレイな英語を話す
・穏やか
・ロッキー山脈
・グレートプレーリー
・メープルシロップ
ざっくりとこんな感じでした。
しかも、姉がカナダに短期留学したり、【赤毛のアン】が好きでプリンスエドワード島に行ってみたいという話を聞くなど『姉が行きたい国』という感じで、まさか私がカナダに留学するとは思っていませんでした。
でも、いい印象しか持っていなかったし、旅好きな私はカナダに行ってみたいと思っていました。
しかも、留学先がバンクーバーやトロントという大都市ではないところも私には良かったのです。
なぜなら、大都市にはすでに多くの日本人がいること、住んでいることを知っていたから。
私はもともと自分に自信がないタイプだったので、留学中に現地にいる日本人と自分を比べたり、日本語を話さずに生活することを目的としていても、どうしても日本人コミュニティに行ってしまいそうな弱い自分がでてくることを懸念していました。
そして、日本での国内旅行をイメージしていて、少し都会から離れた場所でも、飛行機1本ですぐに遊びに行けるだろうと思っていたので、留学中にカナダ中を飛び回ろう!とワクワクしていました。
(この考えは,カナダに行って大きく変わりました.→次回の記事)
前もお話したように、海外に住むこと、留学することは私の大きな目標だったので、留学先が在学していた大学との提携校で自分で選ぶことができないという選択肢が限られていたことも良かったです。
実際に、初めの1年間住んでみて、すっかりカナダに恋してしまいました。
私が留学前に持っていた印象はそのままで、さらに多くの幸せポイントがカナダにはありました。
・人が優しい、心が広い
・移民を沢山受け入れている多民族国家なので、留学生にも優しい
・ほぼ全ての人が、嫌な顔ひとつせずに道案内をしてくれる
・スモールトークが多く、知らない相手とでも笑顔で接するきっかけがある
また、ロッキー山脈の麓にあるBanff国立公園とJasper国立公園の存在も私のカナダへの印象を大きく変えました。
実は、旅行会社などで『カナダ』というと、
トロントのナイアガラの滝と同じくらい有名で、旅行のターゲットになっているのがロッキー山脈で,私は年配になってから旅行をする場所であるというイメージが強くありました。
なので、ロッキー山脈への旅はもう少し年齢が上になってからでもいいかなと思っていました。
Banff国立公園は、バンクーバー国際空港のあるBritish Colombia(BC)州とカルガリー国際空港のあるAlberta(AB)州の間くらいにあり、日本からカルガリー国際空港入りしてBanffに行く(車で3~4時間)日本人観光客が多いです。
でも、実際に留学中に日本の家族が遊びに来てくれた時や、彼と行ってみて、ロッキー山脈への印象が変わりました。
やはり、体験・体感することは大切。
自然に暮らす動物たちを間近で見ることができたり、広大な山・河・湖や氷河は本当に美しかったです!!!
絶対に,若い人にも行ってほしい場所です!
山登りをした後の山頂から見える景色は、本当に美しく、疲れたことを忘れてしまいます。
もちろん、大きな山から小さな山まで、本当に沢山のコースがあるのでどの年齢の人でも楽しめます。でも、私もカナダに戻ったら、次は大きな山に登って、美しい景色を見たいと思っています。
でもでも....
最も私をカナダに留めた存在は、彼の存在です...
1つでもカナダに対するマイナスイメージがあれば、私は彼がいても日本に住み続けることを考えたり、他の国での生活を提案していたかもしれません。
それが、何も思いつかないくらい素晴らしい国です!
こんな素敵な国に恋できたこと、そして大好きな母国から離れる選択をしても支えてくれる家族や友人の存在は本当に大きく、感謝の気持ちでいっぱいです。