NLP は,Neuro Linguistic Programmingの略で,日本語では神経言語プログラミングと言われ,脳の取り扱い説明書と言われることが多いようです.
私は,2018年の1月からNLPマスタートレーナーである
山崎千夏さんの元で学び始めました.
『NLP』と検索すると,実に様々な情報が出てきます。
どのサイトのNLP講座も、すぐに”ポンッ”とお金を出せるような金額で提供されるものではなく、正直初めは私も『高い』と感じて、直感だけで即決することはできませんでした。
今まで、私がお金をかけるところと言えば、
”長く使えるもの”、”ずっと残る何か”、”一生もの”
にかけることが圧倒的に多かったのです.
”もの”としての残る何かではない『NLP』に大金を出して学ぶことには勇気が必要でした。
でも、多くの情報を調べ、学校や社会では深く教わることがなく自己流でやってきた、
これから一生必要となってくるであろう、他者との『コミュニケーション』能力を高める事ができる”一生ものの”『知識』だと感じ、学ぶ決意をしました。
医療従事者として、大学職員として、将来自分が、そして指導している学生が患者さんと話をする時に、本当に良い『コミュニケーション』ってなんだろう?と常日頃疑問に思っていました。
『コミュニケーション』の大切さは、もちろん大学の講義でも教わります。
マナー講師を呼んだり、相手に対する共感的態度、傾聴態度、カウンセリング方法など多くの事を学びます。
でも、実際にはどうしていくかはその時々の自分次第、相手次第。
マニュアル通りに『コミュニケーション』を取ればよいというものではありません。
患者さんや、一緒に働いていく同僚、他の医療従事者との関わりで、自分なりに見つけていかなければいけないことです。
人間関係が良好であることに越したことはないと思いますが、
実際、ここでストレスを感じる人は多いと思います。
NLPは、『脳の仕組み』をベースにした心理学に近い学びです。
というのも、NLPは3人の天才セラピストが用いる『コミュニケーション』にも関連する共通のスキルとパターンを体系化したものだからです。
学校や社会で生きているだけでは、体系立てて学ぶ機会のなかった『コミュニケーション』で重要になってくる部分を、私はNLPで、納得して落とし込むことができました。
私がNLPを学んで、最も強化されたと思う部分がEQです。
IQ=Intelligence Quotientは日本語で【知能指数】ですが、
EQ=Emotional intelligence Quotientは
日本語で【心の知能指数】と呼ばれるもの。
EQは、"知能テストで測定されるIQとは質の異なる頭の良さであり、
「自分の本当の気持ちを自覚して尊重し、心から納得できる決断を下す能力」"
と言われています.
■不安や怒りといったストレスの元になる感情をや衝動を自ら制御する能力
■目標を達成できずに挫折した時でも,楽観的に自分自身を励ますことのできる能力.
■他人の感じていること,気持ちを感じとる共感能力
■集団の中で調和を保ち,協力し合う社会的能力
このような能力は、学校では教えてくれませんが、
生きていく上で、人間関係を良好にしていく上で、自分が楽しく過ごしていく上で、
とっても重要だと思います。
そして、色々な経験を積めば積むほど、強化されていくであろう能力でもあります。
だからこそ、過去の痛い・苦い経験から学び、それを改善しようとした人が身についていくだろう能力であるとも思います。
それらを体系立てて学び、思考パターンの変化を期待できるのがNLPだと私は思っています。
NLPを学ぶことで、人生は自分の選択次第でいかようにも変えられるという事を学びました。
でも、NLPを学んで変わるも・変わらないのも自分次第。
誰かではない,
自分の本当の気持ちを自覚して,尊重して,心から納得できる決断を下せるようになりました.
そして、それを真に日常に落とし込んでいくのはやはり経験が必要です。
コツコツの積み重ねで蒔いている種が、いつか花開く時が来ることを信じています。