出版社:講談社
発売日:2013/4/4
文 庫:220ページ
ISBN-13:978-4062867658
マンションに帰宅した智宏が居間へのドアを開くと、
そこに全裸の男が立っていた。
そいつは煙草を斜に咥えたまま、智宏を見てきょとんと言った。
「お前、誰?」
智宏は、絶叫した。
「お前が、誰だ―――っ!!」
霊感0の鈍感刑事・石田智宏は、突然の辞令に従い、
警視庁の超常現象対策部署・通称遊撃捜査班に
異動することに!
だがそこで待っていたのは、マンションに幽体離脱して
(なぜか全裸で!)現れた、特別捜査官・神瀬京介を始め、
あまりにも個性的なメンバーで…!?
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文庫のカバーが変だと思ったら、2枚重ねだったぁ~(^◇^;)
こういう話を待ってました。
警視庁にオバケ専門の部署があるらしい。
日本のXファイル捜査課とか、フリンジ・チームとか言われる、
その名を遊撃捜査班。
対して、霊感ゼロ。霊対策においては、何の霊障も受けない
鋼鉄の無神経男:智弘。
彼が帰宅すると、全裸の男がいた?
しかも会話ができた?(〇o〇;)
その時の愚痴を吐き出していたまさにその時、騒ぎが起こった。
日本刀を振り回していたのは、鑑識係の顔馴染み。
危機を感じた智弘は、真剣白刃取りを成功させたものの
誰もが近づけないでした。
そこに颯爽と登場したのが、遊撃捜査班!
その中に、部屋に湧いて出た全裸男がいた!!
ってことは、霊は霊でも生霊ですか?幽体離脱ですか!
更に、その翌週には、突然の辞令が!
警視庁の生活安全部に異動?
いや・・・その中の遊撃捜査班( ゚∇゚)?
どこかのドラマにあったような部署の奥にひっそりとある
小部屋が遊撃捜査課
いかにもキャリアな警視はオネエで、でもフェイクで
楽しい仲間たちに加えて知り合いが超絶豪華で
まるで主人公最強のご都合主義アニメを見てるみたい(^◇^;)
全裸男の京介は、霊にまとわりつかれてダウンすると、
チャージの為に弟を呼びつける。
それが刀事件を解決した男で、職場で膝枕でチャージ( ̄△ ̄)?
ビジュがヤバい(*´艸`*)
何故かみんな超絶美形。祖先が美形だからか・・・
でも内容は、知らなかったあっち側の世界の小ネタが
たくさんあって、大満足ですよ。(○ ̄m ̄)
読書φ(・ェ・o)メモメモ
オバケはな~、視える奴が大好きなんだ。こっちが視えると
わかったら、ちょっかい出してきやがるんだ。
わかるなぁ~。ウザいくらいにね・・・
苦しみや悲しみは、心のそういう専門の場所へ置いておいて
どりあえずうまい飯を食おう。それで明日への力がわく。