上と外 1~6(上下)/恩田陸 | mokkoの現実逃避ブログ

mokkoの現実逃避ブログ

現実から目を背けて堂々と楽しむ自己満足ブログ

 

出版社:幻冬舎
発売日:2007/10/1
文庫:447ページ 512ページ
ISBN-13:978-4344410190
ISBN-13:978-4344410206

両親の離婚で、別れて暮らす元家族が
年に一度、集う夏休み。
中学生の楢崎練は小学生の妹、母とともに、
考古学者の父がいる中央アメリカのG国までやってきた。
ジャングルと遺跡と軍事政権の国。
そこで四人を待っていたのは「軍事クーデター」だった。
離れ離れになる親子、二度と会えないかもしれない兄と妹!
密林の中の謎の遺跡と神秘の儀式。
絶え間なく二人を襲う絶体絶命のピンチ!!
---------------------------

マヤ、遺跡、秘境、クーデターに儀式・・・。
これは正にパニック&サバイバル&アドベンチャー!
窮地に陥った時、何を考え、何をするか・・・
色んな意味でおもしろかったです!!
それにしても、ニコはかっこよかったぁ~

文庫が絶版ということで古本屋から取り寄せたのに
再販になりましたぁ~(/□≦、)

さて、この「上と外」には意外な続きがある。
NHKのプロデューサーが、この本を読んで
「NHKスペシャル 失われた文明 マヤ」の企画に
恩田さんを推薦してくれたのだそうだ。
なんという巡り合せなのぉ~

上と外は、マヤ文明の遺跡を舞台にした冒険譚だが
密林の地下に「あるもの」が存在するという設定になっている。
すべて資料からの空想と直感で書いたものらしいが、
実際に近年、「あるもの」が見つかったらしい。
その想像力たるや、素晴らしい!!

「上と外」を読んでからマヤ 失われた文明を読むと、

より楽しめると思いますよ。

リンク切れの補完