8月 読んだ本 まとめ | mokkoの現実逃避ブログ

mokkoの現実逃避ブログ

現実から目を背けて堂々と楽しむ自己満足ブログ

8月は3冊読みました。

朱川さん祭りですね(^◇^;)

昭和の時代の懐かしい生活や小物や行事や土地の風習

地域は違うけど、子供の目で見つめているので、

懐かしと感じられるのかな・・・

どれもお勧めですよ♪

8月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:955
ナイス数:62

いっぺんさん (文春文庫)いっぺんさん (文春文庫)感想
9つの短編集。
昭和的な夢と希望と願いと絶望が詰まったお話。
セピア色って言うけれど、確かに懐かしい小物や行事は
出て来るけれど、本当はもっと埃臭くて残酷です。

生贄にされる子供を必死に騙す大人と、
それぞれの安堵と絶望・・・
理不尽な迷信と欲の矛先はいつも子供だったりする。
その対比が大きいからこそ、子供の純粋さが際立つ。
いっぺんさんは、泣けました˚‧º·(˚ ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )‧º·˚
読了日:08月26日 著者:朱川 湊人
花まんま (文春文庫)花まんま (文春文庫)感想
直木賞受賞の傑作短篇集。
「トカピの夜」「妖精生物」「摩か不思議」
「花まんま」表題作「送りん婆」「凍蝶(いてちょう)」
大阪に住んだことはなくても、感じるのは懐かしさ。
昔、子供の目から見たり感じたりした似たような空気感。
不思議な事も、怖い事も友達や家族に対する気持ちが
自分も通ってきた子供という共通視点だからこそ
懐かしく感じるんだなぁ~と思いました。
「トカピの夜」と「花まんま」が好きです。
読了日:08月17日 著者:朱川 湊人
都市伝説セピア (文春文庫)都市伝説セピア (文春文庫)感想
朱川作品は7作品目にして、やっと
デビュー作を読みます(^◇^;)
「アイスマン」「昨日公園」「フクロウ男」
「死者恋」「月の石」の5つの短編集。
どの作品も懐かしい言葉やシーンが散りばめられていて
不自由だった時代のノスタルジーに浸れます。
時々読みたくなるんですよね
読了日:08月05日 著者:朱川 湊人

読書メーター