発売日:2014/8/12
文 庫:208ページ
ISBN-13:978-4062779029
春爛漫の大江戸で、雀はちょっとした人助けをした。
花見の最中、泥酔者から女の子を守ったのだ。
後日、少女と同郷だという男が現れ、礼をしたいので
村に来てほしいという。
その村とは―空に浮かぶ竜宮城だった。
案内人「天空人魚」に導かれ、空を舞って辿り着いた先で、
雀は想像だにしない不思議な体験をする。
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シリーズ第4弾。
風にうそぶき、月をもてあそぶ
水鳥、桜に舞う
薫風吹きて、夏来る
天より落ち来る者あり
天空の竜宮にて
雀、神と会う
神守り、姿を現す
向こうにも荒神様
『大江戸妖怪かわら版(4)』用語辞典!
雀は、かわら版屋の仲間たちと花見に出かけた。
ピクニック気分を満喫した雀は、腹ごなしに散歩に出かけるが
途中で蛇面の大男に絡まれている少女と祖母らしき者が。
思わず雀が割って入り、そこに百雷が加勢、更には・・・
この天晴な結果は、モチロン、雀によってかわら版に。
そんなある日、花見の場で女の子を救ったお礼がしたいと
男が空から降ってきた。
招待された村は空に浮かぶ竜宮城??
村を案内され、迷路のように入り組んだ道に階段が多いのに
重力を感じない。雀は見聞きしたものを紙に書き取る。
少女とも再会し、案内人に連れられて向かった先では
予想外の不思議な体験をする。
更に・・・予想外の危機に巻き込まれ??
いやぁ~天空の竜宮城って行ってみたいなぁ
不思議な体験もしてみたい。
危険はごめんだけど(-。-;)
でも鬼火の旦那の正体って・・・
読書メモφ(・ェ・o)メモメモ
水鳥:大酒飲み。酒は「サンズイ」に「酉」と書くから。