領怪神犯/木古 おうみ | mokkoの現実逃避ブログ

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発売日:2022/12/22
文 庫:288ページ
ISBN-13:978-4041131800

これは、人智を超えた危険な現象――
領怪神犯に立ち向かう役人たちの記録。

この世には、理解不能な神々が引き起こす超常現象がある。
善悪では測れず、だが確かに人々の安寧を脅かすそれは
「領怪神犯」と呼ばれている。
役所内に密かに存在する公的組織・領怪神犯特別調査課の
片岸は、部下の宮木と日本各地で起きる現象の対処に
当たっていた。

毎年身体の一部が村に降ってくる神、不老不死の夢を
見せる神、あらゆる事象の辻褄合わせをさせる神、
一切の記録がなくただ信仰だけが残る神――。
それらの奇怪な現象や、時には神を崇める危険な
人間たちとも対峙しながら、片岸は個人的な事情からも
領怪神犯を深追いしていく。
だがそれは、戦慄の真実を知ることにつながって……?

その神々は、人間の手には負えない。
第7回カクヨムWeb小説コンテスト〈ホラー部門〉大賞受賞作!
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初めましての作家さん

・ひとりずつ降りてくる神 ・ひと喰った神
・不老不死の夢の神 ・水底の匣の中の神
・辻褄合わせの神 ・こどくな神
・知られずの神 ・そこに在わす神
8編の連作ホラー短編集。
 
善とも悪とも言いようがない、人智を超えた人間の手には
負えない超常現象` 又はそれを引き起こすものを、
俺たちは"領怪神犯"と呼んでいる。

読み始めてすぐに、何だこれ?と違和感。
奇妙で奇怪で謎な現象や事象を検証して
結論がなされないままに次に進む事へのストレス。

これが妖とか悪霊とか、そういう原因が
無い状態で、しかも祀られている?
村によくある独自の風習にしても、おかし過ぎる。
しかも、語られている会話に違和感があったりして、
読むのをやめようかと思ったけれど、いつものごとく
3冊まとめて購入したもんだから、とりあえず読んだけど
これは、2巻の後半から流れが変わります。

読むのをやめなくてよかったぁ~

善とも悪とも呼べない、人智を超えて人間たちの日常に
亀裂を入れる、奇怪にして不可侵のおぞましい神々と
その奇跡を、領怪神犯と呼ぶ。
これは日本国を守るための研究である・・・

今回の読書メモφ(・ェ・o)メモメモ

妖怪や幽霊より生きているものの方が怖いというのが
怪談の定番 だけど・・・

梅切らぬ馬鹿・・・
 これは「桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿」の事ですね。

罪には罰を、善行には褒美を、お囃子が聞こえたなら
祭りを。解明できないことに理由を結果を与える。
要は辻褄合わせだ。
 

やはり、これは続きを読んだ方がいいです。

読んだけど(^◇^;)