mokko的には多いほうです。
まぁ~短編集が多かったからかなぁ~
内容的にはとっちらかしたような読み方だなぁ
変なテンションだったのかなぁ~(^◇^;)
一番面白かったのは「丸太町ルヴォワール」
これはやられましたよぉ~
言葉の応酬が楽しすぎて、ハラハラドキドキ
ワクワク最後にキュンだなんてねぇ~
しかも萌えキャラまでいるんだもの
美味し過ぎでしょ~о(ж>▽<)y ☆
次いで「さがしもの」「たまさか人形堂物語」
ZOOの「陽だまりの詩」は切なくてよかったけど
初めて乙一氏を知ったのが別のアンソロジーで読んだ
「SEVEN ROOMS」
この破壊力が凄過ぎて、未だにダメージから抜けられず
8年以上経っても再読する勇気すらない・・・
同じ人間が「陽だまりの詩」を書いただなんて
信じられないわぁ~(-。-;)
2014年5月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1856ページ
ナイス数:75ナイス

祖父を殺害したという容疑をかけられている主人公。 それから3年後。古より京都で行われていた私的裁判「双龍会」に、 被告として立つことになる。 黄龍師(検事)、青龍師(弁護士)、火帝(裁判官)、鳥官(証人)と 呼び方は違えども、法廷モノですか?・・・と思いきや、 証拠隠滅どころか、証拠のでっちあげやら偽証は当たり前。 説得力のある真相をでっちあげた方の勝ちってやつで、 真実なんてそっちのけで、推理バトルを繰り広げる。 言葉の使い方が面白い本を久しぶりに読みました!
読了日:5月28日 著者:円居挽

本にまつわる短編集。 古本屋で、書店で、旅館で、自宅の本棚で・・・ 本から始まる物語とでもいうのでしょうか? 自分が過ごした時間の中に、本があって、 その本と一緒に思い出が紡がれるってステキですよねぇ。 一番好きなのは「引き出しの奥」 読み終わった瞬間に、あぁ~きっとこのシーンが 書き込まれるんじゃないかなって想像してしまった。 こういう何かの始まりの瞬間って好き あくまでも自分の解釈だけど(^◇^;) 最後の作品?「あとがきエッセイ」もいいですよ。
読了日:5月24日 著者:角田光代

初読みです。目線は小学5年生のハル。 夏休み初日におとうさんにユウカイされたハル。 旅行気分でついて行ったものの、豪華ホテルも ジャグジー付の風呂も贅沢な食事もない。 おとうさんにはお金がないからだ。 夏休みとしてイメージできることは、表面的にはやった。 少しばかりの期待と、苛立ちと、諦めが交互にやってきて 少しずつ汚れていくかわりに、何かが変わっていく。 ただ・・・最後が切ない。 お互いに軽いセリフを交わしてるけど、 それって、普通の事じゃないでしょ。 だから切なさが後を引きましたぁ~
読了日:5月20日 著者:角田光代

初読みです。 率直に言って、合わない。背景にあるのが虐待だから、 そういうのが好きじゃないというのもある。 ただ、言葉の遣い方が面白い。 話のテンポがいいのか何なのか、眉間に皺を寄せながらも、 スイスイ読めてしまう。困った本だ。 初っ端に新聞記事として結末が書かれている。 そこに向かって話が進んでいくから、その過程で あぁ~とかウワッとか思うわけ。 しかも誰もが経験している痛過ぎる思春期。 抱えているのはジレンマではなく理不尽さ。 なんだか色んなものが重なり過ぎていて、疲れた。
読了日:5月16日 著者:桜庭一樹

人形店を継ぐことになったとはいえ、澪はド素人。 そこに人形マニアの冨永君がやってきて、更には 謎の職人の師村さんも参加して、人形の修復業として なんとか店を続けることができた。 人形の薀蓄もさることながら、そこに込められた思いを 敏感に感じ取りながら修復を試みる。 まさにプロの仕事。 こういう修復師の話って結構好きかも(o^o^o) 続編の文庫落ちを待ちます♪
読了日:5月14日 著者:津原泰水

本を購入する時、帯に踊らされる事が多々ある。 が、ZOOの帯に関しては、本当何なんだこれは!って感じです。 読み初めから予想する結末は、絶対に当たらない。 ミステリーか?と思って読んでいたら、ブラックコメディ? それでいいのか?っていう終わり方を平気でする。 かと思えば、想像するとグロイのに、その1つ1つが 悲しくて、でも残酷で、そんなぁ~ってな終わり方だったり 背景も内容もまるっきり違う話ばかりなので 気持ちも忙しい。楽しませていただきましたぁ~
読了日:5月8日 著者:乙一

乙一氏の本は、短編集を多く読んでますが これは似たような話がない! どうすればこんな話を作り出す事ができるのか・・・ 最後にいい意味でも悪い意味でも予想外の結末を持ってくる。 ちょっと病みつきになりますねぇ(^◇^;) だけど「SEVEN ROOMS」の破壊力というか 受けるダメージの大きさは半端ない。 8年経っても再読する勇気すらない。 っていうか、思い出したくない。
読了日:5月2日 著者:乙一
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