タイトルは結構マトモですが、夜中にかかった酔っ払い電話の話。
かけてきたのは以前勤めていた会社の、懐かしいメンバー。
まず一番手でかけてきたのは、当時私を『棟梁!』と呼んだ、入社したばかりの元新人部下S。
電話に出ると、Sの声を消してしまう程、外野が煩い(-_-;)
『また呑んでんのかー?』
思わずBOSS的な反応になる私。
『はいー!皆と呑んでると、お父さんの(部下達は、私をとーさんとも呼んでいた)声が聞きたくなって~』
…それから電話の回し会話が始まる(^_^;)
今日の飲み会は実に不思議なメンバー。確かに皆、私と関わりのある人だけど、横の繋がりはかなり希薄。初対面~会っても二度か三度目と言う、浅い浅いお付き合い。だが、そこはメンバーの性格もあり、人を肴に、かなり盛り上がっている。
その一人、Oさん。実は私がカウンセリングや占いへの道に進むキッカケを作った存在。
当時仕事で行き詰まっていた彼女は、仕事を辞めた私に何度も相談を持ちかけてきた。
結構、厳しい事も言ったけど、彼女はそれなりに奮起して頑張る意欲を出してくれていた。
そして最後に会った時、言われたのです。
『相談を受けるような、カウンセリングの仕事とかをしたらどうですか?絶対向いてると思う』
はい。単純な私は『あら、そう?』と、自分の生きる道を決めてしまいました(笑)。
何年ぶりかの声に、キッカケをありがとう…と伝えると、彼女もその事は覚えていて、自分の言葉が役に立っていた事に感動していました。
そうなんです。自分にとって何気ない言葉も、受け止める人への影響って意外とあるんです。
ずっと御礼が言いたかったので、今日の電話は思いがけないプレゼントを貰った気分でした。
『また会いたいです。仕事で行き詰まった時、相談したらどんな答えが返ってくるだろう?…って、今でも思うんです』
有難いです。
こんな私でも役に立っていたのが嬉しいです。
酔っているのは…この際気にせず、素直にありがとうと呟きます。
そして電話は回っていく…。