12月に恒例の人間ドックに行きました。現役時代は健保組合
の補助があり、指定検診施設での受診。リタイア後の国民健康
保険では補助は一切なし。安くて良い検診施設を、自分で探さ
なくてはなりません。今年も新宿御苑駅近くの個人クリニック
で、5年連続の受診となりました。
このクリニックを選んだ理由は2つあります。1つは「腫瘍
マーカー」検査が基本料金に組込まれ、安く受診できること。
癌の家系なので必須の検査ですが、普通は値段が張るオプショ
ンなのです。もう1つは胃の検診が内視鏡であること。4年前
学生時代の友人が、末期の食道癌で亡くなりました。バリウム
で済まさず胃カメラで診て貰ったら、初期段階で見つけられた
筈で残念です。これも普通はオプションとなり、高くつきます。
受診して気がついたメリット。医師が自ら内視鏡を操作して、
肉眼で鼻~十二指腸を直接診ます。内臓のエコー検査も同様で
す。普通のドックなら検査技師が撮影した、何枚かの静止画像
を診るだけなので、これならば的確な診断ができます。また眼
底・眼圧の検査がありませんが、これは2年に1度受診できる
市の眼科検診で、ドックではやらない白内障・緑内障を含めて、
近所の専門医が検査してくれます(受診料は1,000円)。
人間ドックは朝食抜きで9時開始が普通ですが、朝一番だと
尿酸値が高く出る体質なので、私は午後のコースを選びます。
朝9時に具のない素うどんを食べて以降は絶食。電車が混まな
いのもメリットの1つです。SOMPO美術館でゴッホ展を見た
り、新宿歴史博物館に行ったりして時間を潰しました。
→ ゴッホと静物画展 | 木琴歩徒氏のブログ (ameblo.jp)
→ 新宿歴史博物館 | 木琴歩徒氏のブログ (ameblo.jp)
午後2時45分の開始で、検査が終わったのは1時間後。血液
検査の結果が分かったのは1週間後でしたが、それ以外は昨年
から大きな変化はなし。4時に医師の説明が終わり、めでたく
無罪放免となりました。