私、ブログとは別に、毎日綴っている手記と、
平日遅い旦那さんとの会話ノートがあります。
流産の結果でも、赤ちゃんが私たち夫婦に贈ってくれた
幸せというプレゼント。
そのことを振り返り綴りたいと思います。
最初はなんだかんだ言って流産のことです。
妊娠初期で不安な方。
妊娠を検索して辿り着いてしまった方。
悲しかったり、辛い気分の方。
流産の記事です。ご遠慮お願いします。
赤ちゃんの名前は「みっきー」です。
旦那さんが判明してすぐ名前をつけてくれました。
ここからみっきーと呼ばせて下さい。
1月30日。
救急で病院に行く直前に、
私、自宅で赤ちゃんとご対面してしまいました。
見た時、みっきーだって分かりました。
まだ信じられやんかったけど、
みっきーを連れて一緒に向かいました。
①問診。
~待ち合い室~腹痛に耐えながら夫婦で楽しく!
②腹部エコー。私も観たけど胎嚢見えず。心の中で一人理解。
~待ち合い室~も実は理解していて、
楽しい話で優しく気を紛らわそうとしてくれる
③経膣エコー。カーテンの向こうに映像あり。
見えやんかったけど、先生の説明で完全に諦めがつきました。
説明は丁寧で、淡々としていました。
でも、そのお医者さん、優しい言葉はなかったけど、
十分に優しさは伝わってきました。
診察室を出る時は、2人のお医者さんが扉の前まで来て、
扉が閉まるのをずっと見送ってくれました。
私は泣かなかった。
出る前に私から質問。
「(持ってきた)赤ちゃんはどうなるんですか?」
初めての妊娠時、
領収書に「汚物処理」って書かれていた事に今も尾を引く私。
「持って帰りますか?」って聞かれたので、
「連れて帰らせてください。」
と答え、一緒に帰りました。
帰りは美味しいものを食べて帰ろう!
「今日は家族3人で晩御飯を食べよう!」
2人でめっちゃ明るく、最後の晩御飯は
しゃぶしゃぶを食べに行きました(ファミレス)。
はみっきーの分も沢山食べました。
デザートも食べるよ~!今夜はご馳走や☆
→オレンジシャーベットを注文
もっか→ゆずシャーベットを注文
いつもデザートは半分コ。
「はい!」
向かいの席からわたしの口へ。一口食べさせてもらった。
「みっきーの分も♪」
スプーンに小さく盛って私の口へ。
お腹にはいないけど、間違いなくミッキーに届いた。
私も、同じようににシャーベットを食べてもらいました。
みっきー美味しかったね
おなかもいっぱいになり、家に帰ると、
張り詰めていたものが切れて急に悲しくなってきた。
涙が大爆発してしまいました
うがい中のの背中で泣くから、うがい大変やったね。
みっきーを見たいと思ったけど、は、
見ない方がいい。と言い、
花が飾ってある花瓶の下にみっきーを
「キレイな花のところがいいね」
とそっと置いてあげてくれていました。
その日の夜は、みっきーはお花の下にいました
でも、心は3人で。
みっきーこっちで寝よう!って誘ってくれた。
最後の夜は気持ちはの字。
私と旦那さんの片手ずつが布団。
私のもう片方の手はまだお腹に手を当てながら、
3人一緒に寝ました。
私達はこの日、
自己満足のように思われるかもしれませんが、
3人の心は親子なんやなって強く確信でき、
悲しいはずではありながらも、ものすごく幸せな夜でした