昨日も遅番で遅くなったけど、帰り道、雲間から綺麗な月が見えて
いい一日の締めくくりでした
昨日同じく遅番で入ったじゅんじゅんという学生ののお話です
一年前の9月、妊娠、流産で2週間くらい休んで
(休んだ理由は社員さんすら誰も知らない)
久しぶりにバイトに行ったら、みんなに「どうしたの!?」って聞かれ、
「ちょっと体調が悪かったんやよ~」って言えば
何か読みとって誰もそれ以上聞いてこやんかったのに、
じゅんだけは、どこまでも深く追求してきて、
「誰にも言いたないの。じゅんにはまだ早い話。
本当のこと聞いたらじゅんめっちゃ困っちゃうよ。」
って言うたん。
そしたら、
「もっかさん、ガン!?ガンなん!?」
って、めっちゃ心配し、今度は仕事中にも関わらず
どこまでもついてくる…
…じゅんが心配してあまりにも可哀想な顔をしていたのと、
自分も流産直後で心の叫びを誰かに吐き出したかったのもあって、
なぜか、まだ十代の学生でしかも男の子のじゅんに
喋ってしまいました。
聞いたじゅんは、真顔でこう話してくれました。
「俺の母さん、何回も流産したらしいから。」
「お兄ちゃんがいたらしくて、京都へ出かけた時、
あんたのおにいちゃんここにいるんだよって話聞いたことある。」
「ずっときょうだいが欲しかったけど、そんなこと一言も言えないよね。」
「俺生まれたのだって奇跡的らしいもん。」
「もっかさんの気持ち、なんとなくだけどわかるよ。」
だいぶ省略してあるけど、全く思いもしなかった話を聞きました。
「おれは絶対結婚してから、順序踏まえて子ども欲しい。
今もし出来ても俺みたいなのが親になれんもん。」
とまで話してくれた。
不思議なことに、妊娠を経験した主婦でもなく女性でもなく、
十代で、ましてや男の子であっても、
話した相手がじゅんで良かったなと思えたりもしました。
さらに不思議なことに、なんだか、未来の子どもと喋った気持ちになりました。
自称ド変態じゅんやけど、とっても純粋な子やな~って思った。
お母さんの気持ち、何年かけてちゃんと伝わっている。
それから一年、彼はあたしから聞いた話を誰にもせず、
あたしもじゅんと流産の話をしたのはその日限りです。
奇跡的に生まれてきてくれて、こうして出会うこともできて、
ありがとうじゅんじゅんって思っています。
話は変わって、今日はパン体験教室へ行ってきました~
楽しかったです
↑キャラメルメロンパンと三つ網パンです♪
辛かった時ここで仲間に
出会えました