1人目を流産して一週間後くらいに、
高校生の頃からとっても仲のいい友だちに会いました。
その子はあたしの一カ月前に妊娠していました。
何でも打ち明けてきたから、
妊娠事後報告と同時に流産した話を聞いてもらいました。
Hちゃんなら、看護師でNICUで働いていたから、
きっと分かってくれるという前提で話しました。
でも、Hちゃんからは言われたのはこうでした。
~仕事無理しとったんとちゃうの?~
心配からでた言葉だとは思う。でも正直、ショックでした。
看護師さんという職業から、辛さも分かってくれると思った。
現在進行形でおなかに赤ちゃんがいる妊婦さんだから、
悲しさを分かってくれると思った。
それよりもあたしとしては、たった一言でいいから、
辛かったねって、共感してほしかったんやと思う。
そして、看護師の専門知識のあるHちゃんに無理しとったと言われると、
自分が悪いっていうのが決定的に感じた。
やっぱり…あたしが無理したからあかんかったんや。
いつもHちゃんと会うと楽しいから、今回も会えば前向きな気持ちになれると思っていた。
でも、この日を最後に、会うのも、連絡を取るのもしなくなった。
しばらくしてHちゃんの誕生日、毎年送るようにおめでとうメールを送ったん。
そしたら、性別も分かるくらいになっていて、
あたしが働きだしたOPEN仕立てのショッピングセンターに
遊びに行こうと思っているというメールがきた。
そのメールに対して、 『今は会いたくない』 ってメールをしてしまった。
Hちゃんのおなかは大きくなっていくのに、
自分はいつまでたってもペタンコなおなか。。。
この頃は自分の辛さをまだ自分自身が受け入れていなかったと思う。
辛くてしょうがなかった。思い出さなくてもいつも心の中に悲しがずっとおった。
だから会いたくなかっただけ。
でもHちゃんのことが嫌いになったわけじゃない。
そのことだけは伝えようと思って、Hちゃんが大好きだから、今は会えないって伝えた。
Hちゃんには意味が分からなかったと思う。
~Hちゃんが子どもを産んだら、会いに行こう~
そう心で決意しました。
その日までにはまた変われる。
でも、のちにHちゃんに赤ちゃんが生まれ、
出産祝いで友だちと一緒に会いに行った日、あたしは一言も話せず、
赤ちゃんにも一切触れることなく帰ってしまいました。
そこにおるだけがやっとの自分。
不思議な世界におるようでした。
そんな自分の姿、気持ちを
行くまでは全く思いもしなかったです。
それから、他の友だちのお祝いにも、
行こうと思っても吐き気や過呼吸で行けなくなりました。
そんな自分が薄情で情けなくて、いつもみんなに罪悪感でいっぱいでした。
みんなごめんね。
あたしは友だちから外されても仕方がないけど、いつか会いに行きたいです。
その日が来たら、よかったら、カワイイちょっと大きくなった新しい命に、
会わせてほしいな☆