今日は雪が降る予報になっていたのですが京都は雪は降らず
雨も昼から上げっていましたが昨日休養予定を変更して走ったので
今日は予定通り休養しています。
今日は昨日の全国都道府県対抗女子駅伝の総括をしたいと思います
優勝予想の神奈川は見事的中しましたが京都、岡山、福岡が
入賞を逃す結果となってしまいました。
昨日はコンディションも良くて神奈川の大会新をはじめ
多くの県が県最高タイムを更新していました。
全員が力を出し穴の無かった神奈川が優勝と言う結果でしたが
私の考えるこの駅伝を勝つパターンはこうです。
１区は順位も大切ですがトップとどれだけ少ない秒差でつなぐかで
前半の重要区間が２区と４区です。
１区、２区の流れが大事で先頭集団は２区で主導権を取りたい
遅れているチームは２区は一気に順位を上げたい区間です
３区の中学生区間で大きく差が出るので
４区先頭集団は引き離しにかかりたい区間で
遅れているチームはここでもう一度リスタートして
２区同様に追い上げを開始する区間です。
そして５区から７区は出来るだけ差を開くか
最低キープしたい区間で追うチームは
一気に順位を上げるのは難しく１つずつでも上げていく区間
８区の中学生区間も３区同様大きく差が付く区間ですが
これはどうしようもないのであとは９区のエースに託す。
この流れ通り上手くいったのが今回の神奈川で
２区の秋山選手の区間２位の好走と私がカギだと言っていた
吉川選手、青山選手以外の一般で松山選手が４区で区間賞
が大きかったと思います。
優勝候補に上げられていた千葉はこちらも私の指摘通り
１区の田中選手と５区の土井選手が逆の方がいいのではと
思っていたのと２区の津田選手に？をしていました。
私が千葉の監督なら１区土井２区松崎(積水化学)５区田中
もしくは１区田中２区土井５区松崎と
言うオーダーにしていたと思います
これなら９区新谷選手に３０秒差くらいでは渡せたと思います。
２位の兵庫は８区の中学生区間で
神奈川、大阪に離されたのが誤算でしたが
１区の竹地選手と４区の藪下選手が
私の思っていたより好走したのが好成績につながりました。
京都は戦う前から故障者続出で優勝争いからは圏外で
岡山も６区矢本選手が途中で肉離れを起こしたのと
やはり今年は控えと思っていた中村選手の．．．ですね(笑)
大会全体を通しては１区の区間賞上原選手に代表されるように
高校生の活躍が目立ちました。
逆に毎年大学生があまり活躍しないのもこの大会の特徴です。
大学生は１０月の全日本大学女子駅伝が終わると
目標の大会もなくなってしまうのも原因の１つですが
男子は箱根駅伝があるので有力選手が大学に進学しますが
女子の場合は有力選手は大学進学より実業団のパターンで
総じて大学生より高校生の方がレベルが高いように思われます。
１０ｋｍを走る実業団選手がいないチームでは大学生が走りますが
４ｋｍ区間が多いので勢いのある高校生の方が
一般選手より活躍する確率が多いです。
今までこの大会では敵役とされていた京都チームが
入賞を逃したことで来年は他県に遠慮せずに
一般選手を召集できるのではと思います(笑)
色々なインターネットの版を見ていると
早狩監督はかなり叩かれていますので
冷静な分析力で優勝チームを見事的中させた私に
京都チームの監督の要請があれば(無いと思いますが)
快く引き受けたいと思います(超笑)