中学3年生のときに日本を離れた僕は、海外生活もこの4月で10年目に入りました。

この頃、痛いほど感じるのは、どれだけ自分の日本語が衰えてきたかです。

 

もともと小さい頃から、本を読むのはあまり好きではなく、国語も得意教科ではありませんでした。

海外に出た後は、学校の課題で出される英語の本を読むのがやっとで、日本語の本はほとんど読まなくなってしまいました。

その上、留学と同時に、自分のパソコンを持ったため、日本語を書くことは一切なくなってしまいました。

今となっては、日本語は読んで意味わかるけど、読み方分からない漢字が多いし、漢字を書くことはとても難しくなってしまいました。

 

ニュージーランドでの高校時代は、まだ同じ学校に10名ほど他の日本人がいたため、日本語は毎日話していました。

しかし、ニューヨークの高校に移ってからは、周りに日本人が一人もいなく、シアトルの大学に入学した後も、日本人の友達がほとんどいなかったため、日本語を話す機会は、1〜2週に1度の両親とのスカイプのみになってしまいました。

 

いろんな方によく、何語で考えているの?何語で夢見るの?と聞かれます。答えとしては、両方です。

やっぱり、自分ひとりで考え事をしていると、頭の中は日本語です。でも、その中でも単語は英語がよくまじっています。

「今日うちに帰ったら、clear out dishwasherして、garbageをtake outして、カーペットをvacuumしなきゃ」と、いう具合です。

実際に書いてみるとバカバカしく見えますが、とっさに考えると、日本語がパッと出てこないことがよくあります。

また、英語で会話している最中は、頭の中は英語で考えています。

僕は自分の夢はあまりしっかり覚えていませんが、これも英語日本語両方使っているように思います。

 

僕の日本語力が衰えるに連れ、僕の英語力はしっかり伸びました。

つまり、「英語ペラペラ」だった僕は、「日本語ペラペラ」になったわけです。

 

日本でこれをいうと、「すごい」「英語の方ができるんだ」とよく感心されます。

僕も、はじめのうちは、「日本語の衰え=英語の上達」だと考えていて、問題視するどころか、自分が英語ができるんだと、いい気になっていました。

 

しかし、近年は自分の日本語の衰えを問題視するようになりました。

第一、日本語は僕の母国語であって、忘れてはいけないものです。

それに、どれだけ英語が上達したとはいえ、英語は僕にとって第二言語なので、やっぱり話していると無駄に気を使うことがあります。

やっぱり、本来気を使わずに話せるはずの日本語は、大切にしなければいけないと思います。

 

最後に、これからの世界、英語以外の言語が話せるのはとても大切なスキルだと思います。

現に、僕も職場で日本人だという理由で、日本人が多いクライアントの担当を任されました。

それなのに、僕は日本語でのメールを書く経験がなかったため、web検索と英和辞書を使って、メールを書くのがやっとでした。

特に税理関係の専門用語をすべてアメリカの大学で学んだので、まず単語から調べなければいけません。

英語で書くと5分もかからないメールが日本語で書くと、敬語の使い方などを調べるなどするため、30分もかかってしまい、自分の日本語力の無さを痛感しました。

 

自分の日本語力の無さも、このブログを再チャレンジしようと思った理由のひとつです。

 

皆さんは、どのように会社間のメールの書き方を学びましたか?

それは、日本で高校・大学に通うと自然に身につくものなのでしょうか?

これからも、職場で日本語でのメール、通話が増えてくると思います。皆さん、なにかアドバイスありますか?