PTSD | ♡ my son´s diary ♡

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2011年生まれの長男と
2013年生まれの次男の育児日記です

震災からもうすぐ2ヵ月です

 

あんな怖い経験をして気になるのがPTSD

 

私自身これってPTSDかな?と

 

思うことがひとつだけあります

 

テレビとかで地震のときの映像見ると

 

涙が出るんですよね

 

砂煙をあげて崩れていく家の様子をみると

 

苦しくなって涙が止まりません

 

いわゆるフラッシュバックになるのかな?

 

二男もたぶんPTSDなんだと思う

 

二次避難中ではあるけれど

 

たまに家に戻ったとき

 

崩れた家や壊れた道路は見たくない!と

 

車の中でひたすらゲームして目をそらします

 

あと二次避難する前の自宅避難中に

 

物資として食べたパンや飲み物は口にしたがりません

 

お店で見かけたら 

 

これ地震のとき食べたから食べたくない

 

と言います

 

このままだと輪島に戻れないよね

 

私のフラッシュバック同様一度しっかりと

 

相談した方がいいんだろうなと思います

 

あと集団避難した長男

 

夜寝る前に同じ部屋の子同士

 

布団の中で 地震のせいで… 

 

と 話すそうです

 

長男も二男も地震で生活が変わりました

 

地震が元旦だったこともあり

 

お母さんの実家などに帰っていた家庭の子は

 

輪島には戻らずそのまま実家の近くの学校に


転校した子も多く

 

(次男も2次避難近くの小学校に転校しています)

 

元々の小学校にはほとんど児童は残っていません


多分戻らない子が過半数です

 

長男に関しては友達の多くは集団避難を選び

 

今は一緒に避難生活をしていますが

 

集団避難が解除になったら

 

転校するという子がかなりいます

 

今の集団避難が終わったらバラバラになります

 

もうホント切ない 


地震さえなかったら仲良しの友達と


バラバラに離れるなんてこともなかったのに

 

本来なら普通に学校に通って


普通に野球の練習して

 

普通に学年末のテスト受けて

 

ホント普通に生活したはずなんだけどね

 

地震は子どもたちの生活も大きく変えました

 

先日家の片付けに帰ったとき

 

舘ひろしさんが炊き出しに来てくれていて

 

焼きそばやおでんなどをごちそうになりました

 

炊き出しを食べながら長男が

 

「普通だったらこうやって外で


ご飯食べる事なんてないよね

 

普通って当然の事って思ってたけどさ

 

普通ってありがたいよね」

 

と言っていました

 

中学生の集団避難については

 

集団疎開だなんだと非難もありましたが

 

送り出した側の親は

 

続く余震、学習環境、食事、入浴、洗濯

 

大人の自分たちは我慢できても

 

子どもにそんな我慢をさせたくない!

 

少しでも安全な所で清潔な環境で

 

生活してほしいという気持ちで

 

集団避難に送り出しました

 

親元から離すのは辛いです

 

でもねその生活は

 

子どもたちの心を大きく成長させてくれました


だって避難して長男の第一声が


毎日お風呂に入れるってやっぱ嬉しい


でした 当たり前のことを嬉しいと感じとれた事

 

思い切って送り出して良かったと思います

 

あと、ずっと離れたままではなく

 

我が家は毎週末長男と一緒に過ごしています

 

離れっぱなしってわけではないんですよね

 

だから乗り越えられる

 

普通ってホント大切

 

勉強しない?不登校?それがどうした

 

子どもが元気に普通に毎日生活できることに

 

感謝してほしいと思う

 

あーダメだこうやってタイピングしながらまた涙

 

これもPTSDなのかな