とにかく細かいところが巧み!なんていうか、しれっとした感じが絶妙なお芝居でした。
こちらは1月24日に観に行ったお芝居です。

まあ、冒頭のシーンはやられましたね。
事前のブログでらしいことは書かれていたのですが、まさか本当に真野さんがお子さんのりょうくん連れてお芝居にでちゃうとは思いませんでした。
しかも、まーかわいい!かわいい!
お父さんとしてはドッッキューーン!と射抜かれていしまいました。
しかも、堂々としていて、さすが藤原大介と真野絵里の息子だわという感じです。

さて、続く2幕もよかったですね。
やっぱり、浦島さんと延命さんと永榮さんのやり取りは特に間が絶妙でいいですね。

浦島さんと永榮さんがベンチに座ってやり取りするシーンがあるのですが、老人二人という設定での絶妙な間の切り替えしが本当に面白い。
つめてもダメ、あけてもダメで、そのタイミングでないという間でやりとりされるところが会話劇の真骨頂とでもいうべきでしょうか。
その永榮さん、しばらくお芝居から遠ざかるというので残念です。

後半、大好きな浦島さんの出番が少なかったのは残念でした。

働きながら、学びながら、子育てしながら、介護しながら芝居を続けるというのは相当に困難なものです。
それこそ、「なんとかならないもんかなぁ」といつも考えてしまいます。

私も齢50にして、制作という立場ですが劇団(VOGAです)に入りました。
できればいつか役者として再び舞台に立つという野望もあります。
でも、家庭と仕事の狭間で芝居をやるには、膨大な時間がかかるため相当な困難が予想されます。
だからこそ、実現している皆さんには、心から尊敬の念を抱くのです。

写真はナントカ世代の副代表さんです。

ナントカ世代副代表