ほんとすいません。土日になかなか時間なくてブログほったらかしでした。
さてさて、1月10日に(3週間以上も前ですわ)西一風の「ピントフ」観てきました。
いやはや、しっかり私のツボでした。

観る前から「ピントフ」ってなんやねんって思っていたのですが、観たらすぐわかりました。
で、それがこのお芝居のツボでした。

言ってしまえば「霧吹き作業」。
単純なこの作業に「ピントフ」という名前を付け、大層な感じで作業している工場に、一人新人がやってくるというお話。

全編、淡々とお芝居をしているが、すべてが滑稽で面白い。
考えようによっては、社会に対しての強烈な皮肉とも取れます。

最後、その新人が、皆の作業を軽減するために、噴霧器を作って持ってくる。
そこで、工場は大爆発(笑)
つまりは、予定調和を壊してしまったということでしょう。

終わり方はもうちょっとやりようがあったかもしれませんね。

でも、これを書いたのは1回生!
次々と書く人が現れてきて、新しい世界を作ってゆく。
これが西一風イズムですね。
しかも、違う系統のお芝居なのにどこかひとつつながっていて、なんというか西一風くささがしっかりある。

誰が作ったわけでなく、おそらくは30年の歴史の中で芽生えてきたものなんだと思います。

今や名実ともに京都ナンバー1の学生劇団。
今後は学生劇団の枠をどんどん飛び越えて活動してほしいなと思います。

写真は目に入れたらやっぱり痛いけどかわいい後輩達です。


ピントフ2


ピントフ1