すでに発表されておりますが、京都学生演劇祭賞を見事受賞したこの作品は実に面白かったです!!
西一風の真骨頂がうまく体現されていたと思います。
「パワー・スピード・オリジナル」というモットーを最初に発表したのは確か1987年、結成3年目の新歓の時でした。
当時立命館大学内に6つの劇団があり、何か「これぞ西一風という言葉をつくろう」ということになり、3代目の座長だった目黒君と考えたものです。
時代を経て、「内的爆発」、「身体的速度」、「独創性」という言葉に変化しておりますが、根本は変わっていないと思います。
今回の「いちごパンツを撃鉄に」は、まさにそれそのものだったと思うのです。
45分という短い時間を逆に意識しないで作品を構成しているように見えました。
おそらくは普通に1時間半くらいの作品の構成が先にあって、それを45分に縮めたのではないかと思います。
ゆえに、5年間の時空をまたぐ展開が実に面白く、作品のダイナミック感を醸し出していたのではないでしょうか。
加えて、寺山修司の引用もあり、引出しの多様さを感じました。
さらにポイントは動き。
びっくりするくらい狭いステージなのですが、きっちりシンクロした動きをすることで洗練した感じも与えていました。この辺りは岡本君がVOGAの練習に参加している影響なのだと思います。
役者陣、よかったですね。
それぞれのキャラをしっかり立てていましたし、わずかの間に一回生もうまくなっていました。
でっかいパンツをスクリーンにするというアイデアも良かったですね。
今後、気を付けるとすれば、「この成功体験にしがみつかないこと」ですね。
多様性を失わないこと。新しいことに挑戦することを忘れないようにして欲しいなと思います。
往々にして、特に役者は最初の成功体験で「演技の型」を作ってしまいがちなのですが、ぜひそこは貪欲に新しいことに挑戦していってほしいと思います。
「これでいいのか??」と思いながら。
とにかく、おめでとう!!!
西一風の真骨頂がうまく体現されていたと思います。
「パワー・スピード・オリジナル」というモットーを最初に発表したのは確か1987年、結成3年目の新歓の時でした。
当時立命館大学内に6つの劇団があり、何か「これぞ西一風という言葉をつくろう」ということになり、3代目の座長だった目黒君と考えたものです。
時代を経て、「内的爆発」、「身体的速度」、「独創性」という言葉に変化しておりますが、根本は変わっていないと思います。
今回の「いちごパンツを撃鉄に」は、まさにそれそのものだったと思うのです。
45分という短い時間を逆に意識しないで作品を構成しているように見えました。
おそらくは普通に1時間半くらいの作品の構成が先にあって、それを45分に縮めたのではないかと思います。
ゆえに、5年間の時空をまたぐ展開が実に面白く、作品のダイナミック感を醸し出していたのではないでしょうか。
加えて、寺山修司の引用もあり、引出しの多様さを感じました。
さらにポイントは動き。
びっくりするくらい狭いステージなのですが、きっちりシンクロした動きをすることで洗練した感じも与えていました。この辺りは岡本君がVOGAの練習に参加している影響なのだと思います。
役者陣、よかったですね。
それぞれのキャラをしっかり立てていましたし、わずかの間に一回生もうまくなっていました。
でっかいパンツをスクリーンにするというアイデアも良かったですね。
今後、気を付けるとすれば、「この成功体験にしがみつかないこと」ですね。
多様性を失わないこと。新しいことに挑戦することを忘れないようにして欲しいなと思います。
往々にして、特に役者は最初の成功体験で「演技の型」を作ってしまいがちなのですが、ぜひそこは貪欲に新しいことに挑戦していってほしいと思います。
「これでいいのか??」と思いながら。
とにかく、おめでとう!!!
