何が驚くって、このぶっ飛んでるお芝居が10年前の再演だということです。
ずっと観たかった「柳川」。
ようやく観れました。
で、むっちゃくちゃ面白かった!!
端的に表現すれば一種の不条理コメディ。
ある村の80歳の同級生。その一人が死にお通夜に集まった同級生たちの話なのだが、大体の設定がかなり飛んでいて、具象的なお芝居のくせに、あるタイミングで同じ役をやる役者が追加されたりする。
設定が表に出たり引っ込んだり、役者の地が出たり引っ込んだり、照明や音効さんに指示したり、ところがそのすべてが計算されている。
アドリブのように見せているが全部アドリブでない、計算された「はぐらかし」が実に絶妙!!!
あげくの果てに、「わかる人だけわかればよい」ネタを突っ込んでくる。
でも、それは「わからない人がわからない」ネタにはなっていなくて、「わからくても」笑えるようになっているからすごい!
ま、「ナイスビーム」にはやられましたけどね。
これ、客演で出ている合田君佐々木君の努力クラブの「無目的ビーム」のネタ。
しかもこの「無目的ビーム」は70名しか観ていない作品らしく、共感できるわけがないあたりが、なんとも秀逸。
すいませんね。一人で笑ってましたよ。
そういう展開の中に、一種の人間の「哀しさ」をしっかり描いているあたりもまたとても良い。
もはや死んでいる人たちが死んでることをわからず、繰り広げられる喜劇は、観終わった後に、ぐっと身につまされる感覚が残る。
僕らサラリーマンって、そういう存在だと思うからかもしれない。
ずっと観たかった「柳川」。
ようやく観れました。
で、むっちゃくちゃ面白かった!!
端的に表現すれば一種の不条理コメディ。
ある村の80歳の同級生。その一人が死にお通夜に集まった同級生たちの話なのだが、大体の設定がかなり飛んでいて、具象的なお芝居のくせに、あるタイミングで同じ役をやる役者が追加されたりする。
設定が表に出たり引っ込んだり、役者の地が出たり引っ込んだり、照明や音効さんに指示したり、ところがそのすべてが計算されている。
アドリブのように見せているが全部アドリブでない、計算された「はぐらかし」が実に絶妙!!!
あげくの果てに、「わかる人だけわかればよい」ネタを突っ込んでくる。
でも、それは「わからない人がわからない」ネタにはなっていなくて、「わからくても」笑えるようになっているからすごい!
ま、「ナイスビーム」にはやられましたけどね。
これ、客演で出ている合田君佐々木君の努力クラブの「無目的ビーム」のネタ。
しかもこの「無目的ビーム」は70名しか観ていない作品らしく、共感できるわけがないあたりが、なんとも秀逸。
すいませんね。一人で笑ってましたよ。
そういう展開の中に、一種の人間の「哀しさ」をしっかり描いているあたりもまたとても良い。
もはや死んでいる人たちが死んでることをわからず、繰り広げられる喜劇は、観終わった後に、ぐっと身につまされる感覚が残る。
僕らサラリーマンって、そういう存在だと思うからかもしれない。
