やっぱり、さすがでした!!さすがMONOでした。
ほんと、相当面白かったです。
今回はいつもの5人に加えて若手の俳優さん4人が加わり、かなり厚みが増した感じでした。
もちろん、5人だけの公演もとても面白いのですが、新たなメンバーが加わることで、会話の厚みや役者の組み合わせの多様性が出ますよね。
レギュラー5人は演ずる性格もセリフ回しもいつもの感じで、そこはそれでよいのですが、若手の方が加わることで変化が生まれてそれが絶妙に面白い。
ま、土田君の狙いなんでしょうけど。
そういえば「赤い薬」もそんな感じでしたっけ。
舞台はある会社の天井裏・・・・天井裏というには異常にでかすぎる天井裏なんですけど、その異様さがMONOらしい。
その天井裏に潜み「のぞき穴」から社内をのそいているのが、社内諜報を仕事にするメンバー。
そのメンバーは社長からの密命で、今や一般社員となった創業者の孫の活動などを監視している。
彼らは元社員と社長の愛人で構成され・・・・
という、MONOらしい展開。
土田君の脚本には、人間のどうしようもない哀しさや性をそれとなく笑いの中で描いています。
そこが実に絶妙で面白い。
また、役者の個性もつかみきっているので、お芝居全体のバランスもとてもよく、あっという間に観れてしまします。
社内諜報していた人たちは、創業者の孫と結託し、現社長の追い出しを図ります。
孫は彼らの将来を約束しますが、彼からは決してのぞき穴の向こう側へ行ける存在ではないことをよくわかっていたのでした。
最後の方で、のぞき穴側にいるうちの3人(金替、水沼、奥村)がのぞき穴をのぞきながら泣くシーンがとても印象的で、思わず自分を投影してしまいました。
わかっているけどどうしようもならないことってありますよね・・・・・
ところで、土田君演じる役って、ちょっと間抜けな感じの役が多いのですが、これって逆に「間抜けな人間になりたい」という、自分に無いものを求める願望なのかなといつも思うのです。
不思議なもんです。
ということで、今回もパンフ買っちゃいました。
ほんと、相当面白かったです。
今回はいつもの5人に加えて若手の俳優さん4人が加わり、かなり厚みが増した感じでした。
もちろん、5人だけの公演もとても面白いのですが、新たなメンバーが加わることで、会話の厚みや役者の組み合わせの多様性が出ますよね。
レギュラー5人は演ずる性格もセリフ回しもいつもの感じで、そこはそれでよいのですが、若手の方が加わることで変化が生まれてそれが絶妙に面白い。
ま、土田君の狙いなんでしょうけど。
そういえば「赤い薬」もそんな感じでしたっけ。
舞台はある会社の天井裏・・・・天井裏というには異常にでかすぎる天井裏なんですけど、その異様さがMONOらしい。
その天井裏に潜み「のぞき穴」から社内をのそいているのが、社内諜報を仕事にするメンバー。
そのメンバーは社長からの密命で、今や一般社員となった創業者の孫の活動などを監視している。
彼らは元社員と社長の愛人で構成され・・・・
という、MONOらしい展開。
土田君の脚本には、人間のどうしようもない哀しさや性をそれとなく笑いの中で描いています。
そこが実に絶妙で面白い。
また、役者の個性もつかみきっているので、お芝居全体のバランスもとてもよく、あっという間に観れてしまします。
社内諜報していた人たちは、創業者の孫と結託し、現社長の追い出しを図ります。
孫は彼らの将来を約束しますが、彼からは決してのぞき穴の向こう側へ行ける存在ではないことをよくわかっていたのでした。
最後の方で、のぞき穴側にいるうちの3人(金替、水沼、奥村)がのぞき穴をのぞきながら泣くシーンがとても印象的で、思わず自分を投影してしまいました。
わかっているけどどうしようもならないことってありますよね・・・・・
ところで、土田君演じる役って、ちょっと間抜けな感じの役が多いのですが、これって逆に「間抜けな人間になりたい」という、自分に無いものを求める願望なのかなといつも思うのです。
不思議なもんです。
ということで、今回もパンフ買っちゃいました。