昨日のこと。
休日出勤の仕事を終えて、家族と食事をするために車を走らせていた時のこと。
ラジオから福山雅治の「誕生日には真白な百合を」が流れてきました。

実は、今までこの曲をちゃんと聞いたことがなかったんです。
で、ちゃんと聞いてしまったのです。

不覚にも運転しながら大泣きしてしまいました。

その次の曲がきゃりーぱみゅぱみゅの「インベーダーインベーダー」でしたので、ちょっと助かりましたが・・

この曲は「お父さん」がモチーフになっていると後で知りました。
私の場合は、母にあてはめてしまったのですね。

私も18歳で故郷福井を離れました。
私は、一人っ子でして、母は私は故郷を離れることは反対だったそうです。
というか、離れても戻って来てくれると思っていたようです。
それはずっと後で知りました。

私は、京都の大学を出て、京都の会社に就職し、すぐに東京に転勤。
結局、今も故郷には戻っておりません。
そのせいで、故郷には年老いた祖母と父が二人で暮らしております。

ま、今は京都におりますからだいぶ近くにはなりましたが。

親の心、子知らずだったなぁと思います。

母が逝ってもう16年。
その2年後に生まれた上の娘は14歳になりました。

過ぎた人生、何が良かったかなど、正直わかりません。
この先の人生も思うようになるかもまだわかりません。

親の心、子知らずをまた、子供と繰り返すかもしれません。
でも親子っていうのはそうやって成長するものなのかもしれません。