ほんと、西一風のみんなには申し訳ないのですが、30分近い大遅刻で入場。
ところが、この30分を観たかったと切に思うほど面白いお芝居でした。
なんだかとっても人気のある女性画家の一家に、養子として「クロコ」という女の子がやってくるのですが、
この一家が働いている人がこの女性画家だけで、子供二人も旦那さんの子でなく、
で、その旦那さんは女装癖があり、
息子はネットで有名なオタク系イラストレーターであり、エロゲーの制作に没頭していて、
娘はすでに5人も人を殺していると言う設定・・・・
なんじゃそりゃとお思いになるかもしれませんが、このむちゃくちゃな設計の中繰り広げられる芝居が、実にドライブ感があって面白い。
役者のキャラクターがしっかり立っていて、そのドライブ感をしっかり支えている。
頭突木大地君が昨年作演出を務めた「無限ドリンク」も面白かったですが、今回の「F計画」はさらにドライブ感が増してよかったですね。
さて、先輩として、指摘する点としては、設定にもうひとひねり欲しかったところですね。
役者の技量で何とかしてましたが、設定の段階でキャラが弱い登場人物があり、そこはもっと設定段階で詰めておくとよかったかなと思います。
また、往々にして若い人たちの作品にはセックスを内容として多用することが多いですが、ここはもう少し抑え目にした方が、作品の中に流れる屈折しながら明るいというギャップがさらに活きたかもしれませんね。
後は演技は多少粗いところがありましたが、ここは次回に期待ですね。
役者陣は確実に巧くなっていますしね。
いずれにしても初期西一風も大事にしていた「ドライブ感」が失われていなかったのは何より良かったと思うのでした。
毎回書きますが、今回もすべての後輩諸君に感謝です。
ところが、この30分を観たかったと切に思うほど面白いお芝居でした。
なんだかとっても人気のある女性画家の一家に、養子として「クロコ」という女の子がやってくるのですが、
この一家が働いている人がこの女性画家だけで、子供二人も旦那さんの子でなく、
で、その旦那さんは女装癖があり、
息子はネットで有名なオタク系イラストレーターであり、エロゲーの制作に没頭していて、
娘はすでに5人も人を殺していると言う設定・・・・
なんじゃそりゃとお思いになるかもしれませんが、このむちゃくちゃな設計の中繰り広げられる芝居が、実にドライブ感があって面白い。
役者のキャラクターがしっかり立っていて、そのドライブ感をしっかり支えている。
頭突木大地君が昨年作演出を務めた「無限ドリンク」も面白かったですが、今回の「F計画」はさらにドライブ感が増してよかったですね。
さて、先輩として、指摘する点としては、設定にもうひとひねり欲しかったところですね。
役者の技量で何とかしてましたが、設定の段階でキャラが弱い登場人物があり、そこはもっと設定段階で詰めておくとよかったかなと思います。
また、往々にして若い人たちの作品にはセックスを内容として多用することが多いですが、ここはもう少し抑え目にした方が、作品の中に流れる屈折しながら明るいというギャップがさらに活きたかもしれませんね。
後は演技は多少粗いところがありましたが、ここは次回に期待ですね。
役者陣は確実に巧くなっていますしね。
いずれにしても初期西一風も大事にしていた「ドライブ感」が失われていなかったのは何より良かったと思うのでした。
毎回書きますが、今回もすべての後輩諸君に感謝です。