今日は上の娘の運動会でした。
小学校最後の運動会。

娘の小学校の運動会は全校生徒が赤白の二組に分かれて対抗するのですが、
実は入学以来今まで、一度も勝ったことがありませんでした。
しかも、中高とソフトボール部でレギュラーをはった嫁の運動神経を全く引き継がず、どちらかと言えば少年時代運動音痴だった(晩年若干改善)私の運動神経を引き継いでしまった娘は、徒競争では一度の入賞経験もありませんでした。

最後の運動会。
私と出場した親子二人三脚で8組中3位!
娘の喜びようは半端ではありませんでした。
そして、今回参加した赤組の勝利!
これで、最後の運動会でようやく初勝利です。

さて、今日の主題はここではありません。
実は父親の私が驚いたのは閉会式でした。

娘は、どちらかというと引っ込み思案な方です。
当然、人見知りもかなりするほうです。
今まで、リーダー的なことも目立つこともやったことがありませんし、そういうことは大の苦手だと思っていました。

ところが、なんと閉会式の司会をしているではありませんか。
確かに今回の運動会は大会役員だから忙しいとは聞いていました。
いつの間にか司会と言う大役をこなすほどになるとは驚きです。

しかも、代表委員といういわば生徒会的な役割に立候補したそうで、また、クラブ(マンガ・イラストクラブですが)でも部長になったとか・・・

知らぬは父親ばかりなり・・

2年前、単身赴任で京都へ行く前は、のんびりマイペースでちょっと世間とはずれている子どもで、かつ目立つことも嫌いだったはずですが、子どもは2年の間にずいぶんと成長するのですね。

確かに10代の2年は40代の10年以上に匹敵するってことを忘れていました。

他にも大会役員として働いていた娘は、よほど疲れたのでしょう、ぐっすり眠っています。

運動会が終って最初に聞いてきたのは「組体操どうだった?」
閉会式の司会のことはあまり重要視していなかったようです。

どんな娘になるのでしょうか。
とにかく彼女の可能性をできるだけつぶさないように、押し付けないように、やりたいことをやらせてやりたいと願います。


mokichi4516こと齋藤秀雄の京都単身赴任生活-運動会2011