先週のことです。
地震の直後から、私の千葉の家族は節電と節水に努めています。そして、今も。
もちろん、地震の影響で下水処理能力が落ちていることも、計画停電があることもあります。

いつもはつけっぱなしにしているテレビは必要な時以外はつけていませんし、部屋の電気も最低限です。
お風呂にはいつも水をためていますから、シャワーなのですが、なるべく洗面器のお湯だけで頭も体も洗うようにしています。

おもしろいもので、テレビを消していると、自然と家族の会話が増えます。
娘の学校の話、歯医者での話、さっき行ったスーパーの話、そして被災地の人たちの話。

下の娘は絵本を読んでほしいとせがみます。
いろいろな本を読み聞かせました。

カラスのパン屋さん
ゴリラのパン屋さん
バムケロシリーズ
できるかなシリーズ
怪傑ゾロリシリーズ

わかっているのかいないのかわかりませんが、読んで聞かせます。

次の日もまた同じ本を読みます。
妻も読みます。上の娘も読みます。

そして、文字も読めない娘は、読み聞かせになぞって回らない舌で絵本の話を話し始めます。
そしてなかなか寝たがりません。
でも、最後は寝てしまいます。
そんな下の娘を皆で笑って布団へ連れて行きます。

家族は今日も節電と節水の夜を過ごしております。

千葉と京都で離ればなれですが、今回の地震で家族の絆がちょっとだけ強くなった気がします。