自宅の資料を整理していたら、西一風の初期公演のチラシがどっさり出てきました。
まあ、出てくるまで持っていたことをすっかり忘れていましたが。

今は学生劇団のチラシもほとんどカラーで制作されています。
先日聞いた話だと、宣伝美術担当の人がイラレなどのDTPアプリで自分たちで制作し、プリントパックやグラフィックななどの格安Web入稿の会社で印刷しているそうです。
だから、チラシのレベルもかなり高いものができているようです。

さて、私たちの時代(80年代)は、まだ印刷もアナログ製版の時代でしたから、版下を作ってそれに色指定をしてというものでした。
しかも印刷はかなり高いものでしたから、チラシは単色1色、ポスターでも単色2色とか3色とかで、カラーにすることはありませんでした。
もちろん他のお金のあるところはカラーのポスターを作ったりしていましたが・・・

当初は写植を打ってもらって、それを自分たちで版下に貼ってレイアウトしました。
まあ、今見てもひどいものです。
私は西一風に入るまで新聞社(新聞部のこと)に在籍していたこともあり、レイアウトと印刷手配が出来たので、卒業まで担当しておりました。
ただ、メインのイラストは作・演出をしていた目黒君の作画です。
そう考えると目黒君はマルチな才能があったなと思います。

そういえば、初代座長の稲本さんもご自分で作画してましたね。
書いてなかったのは2代目の私だけでした。
(あ!そうか僕は舞台公演の作演してなかった)
うーん。稲本さんと目黒君に挟まれてほんと存在感のない座長だったなー僕は。

mokichi4516の過ぎ去った青春の思い出-西一風の昔のチラシ